東日本管内でのe5489受取
以前の記事で3月14日からJR西日本の北陸地方10駅でJR東日本の「えきねっと」の受取ができるようになったことを紹介しましたが、同じタイミングでJR東日本の一部駅でJR西日本の「5489サービス」(ネット・電話予約)の受け取りもできるようになっています。北陸新幹線開業を機に両社で予約の受け取りを相互乗り入れしたような感じです。
JR東日本での対象駅は北陸新幹線停車駅(東京~上越妙高間)と常磐線・綾瀬駅を除く東京都区内各駅です。受取できる駅は約80駅あり、JR西日本の10駅と比べて格段に多いです。
受取画面はこんな感じで「えきねっと予約の受け取り」と「JR西日本5489サービス」の受け取りの2つのメニューになります。当然、「JR西日本5489サービス」にはe5489サービスを含みます。画面の外枠には5489サービス対応のシールが貼られています。
このきっぷはe5489で予約し、JR東日本上野駅の指定席券売機で受け取った特急券です。e5489ではJR九州管内の予約もできるので、九州の特急券が東京で受け取れてしまいます。受取の際に電話番号の下4桁の入力が必要なのはJR西日本管内で受け取る場合と同じです。
私は九州に行く頻度が増えたので、e5489はよく使います。また、「えきねっと割引」がなくなった今、当日予約で北陸新幹線(東京~金沢間)が最安で利用できるのはe5489のeきっぷなので、利用頻度が上がっています。現地で直前に受け取ることがほとんどですが、事前に受け取っておきたい場合や受け取る時間がなさそうな場合は使えそうなサービスです。
なお、みどりの窓口でも受け取れますが、中央線某駅で5489サービスの受け取りをした際には係の人が難儀していたので、指定席券売機のほうがスムーズかと思います。中央線だとわざわざJR西日本の予約サービスを受け取りに来るような客は稀なのかもしれませんが。
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