しおかぜ系統分離?
JR四国は11月25日のプレスリリースで新型特急電車8600系の導入を発表しました。その理由として【予讃線の主力である特急「しおかぜ」に使用している2000系特急形気動車の老朽取替のため】とあったのが目を引きました。
(2000系「しおかぜ9号」)
実際はどうかはわかりませんが、私個人的には2000系が置き換えが必要なほど老朽化しているようには見えません。廃車にはせず「しおかぜ」の運用から外して他の特急に転用するだけなのかもしれません。また、気動車の代わりに電車で置き換えるということは、一部非電化区間の宇和島駅まで運転されている「しおかぜ」を松山駅で特急「宇和海」と完全に系統分離することもセットで検討していると思われます。
このきっぷは宇和島行だった「しおかぜ9号」の特急券(指定券)です。現在の「しおかぜ9号」は松山止まりで電車化されていますが、この当時は上の写真の2000系で岡山から直通で運転されていました。8600系の投入を以って2000系は「しおかぜ」からいずれ撤退するでしょうから、このようなきっぷも見られなくなると思われますし、列車の記録も撮っておいた方がいいかもしれません。
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