富山地鉄・新黒部接続
以前の記事で黒部宇奈月温泉/新黒部接続のJR→富山地鉄連絡券を紹介しましたが、今回はその逆の富山地鉄側で発売しているバージョンです。
現在、富山地鉄でJR連絡券を発売している駅は宇奈月温泉・立山・上市の3駅です。JRとの接続駅は電鉄富山(JRは富山)・新黒部(同じく黒部宇奈月温泉))の2つになります。そのうち、立山発は電鉄富山接続のみの発売で、新黒部接続の発売はありません。
私が実使用を兼ねて購入した宇奈月温泉発新黒部接続の東京都区内までの連絡券です。接続駅の記載しかありませんが、北陸新幹線経由で発売してもらっています。北陸新幹線延伸前まで発売していた補充券と様式はほぼ変わりませんが、地紋の色が若干明るくなり、平成券になりました。なお、北陸・関西方面着のJR連絡硬券はなくなっています。
私個人的には富山地鉄でのJR連絡券にはいくつも苦い思い出があります。しかし、今では窓口にJR連絡のある駅全ての運賃表が用意されていて、スムーズに発券してくれます。よっぽど変な要求をしなければ発売を渋られるようなことはないと思います。
【オマケ】
平成27年3月の北陸新幹線延伸開業を期に、富山県の北陸線はあいの風とやま鉄道に転換されました。それに伴い、電鉄富山と新魚津を接続駅とする富山地鉄とあいの風とやま鉄道との連絡運輸が開始されました。
あいの風連絡券はJR連絡と同様補充券で発売されますが、地紋が薄い黄緑色で接続駅を富山か魚津かを○で囲む様式になっています。さらに有効期限の表記方法が異なっていたり下車前途無効が印刷されていたりもし、JR連絡の様式とは大きく異なります。これはこれで面白いきっぷだと思います。
コメント