きらきらしらかみリレー
▼種別:快速
▼運転区間:新潟~秋田
昨年秋、普段は新潟~酒田間で運転されている快速「きらきらうえつ」が秋田駅まで延長運転されました。これまで象潟までの延長運転はありましたが、秋田までは初めてです。
新潟 秋田 接続列車 秋田 青森
下り 9:33 →→ 13:47 リゾートしらかみ5号 14:17 →→ 19:14
上り 18:32 ←← 14:16 リゾートしらかみ2号 13:27 ←← 8:10
秋田駅では快速「リゾートしらかみ1・5号」と接続し、上り下りとも乗り換えができました。その気になれば新潟~青森間を乗り換え1回で移動できました。そのため、秋田まで延長運転された列車は「きらきらしらかみリレー」号という愛称が付きました。
(新潟駅発車案内)
新潟駅のディスプレイにはカッコ付きで「きらきらしらかみリレー号」と表示されています。パンフレットや車内アナウンスもそうなっていました。ちなみに下り列車は秋田駅での接続を確保するために、新潟駅の発車を普段より40分発車を繰り上げています。
しかし、きっぷの列車名も「えきねっと」の予約画面もこのように「きらきらうえつ」で普段と変わりませんでした。駅のディスプレイを見て初めて「きらきらしらかみリレーって何ぞ?」と思ったぐらいでした。
(新潟駅)
車両は特に何も変わりませんでした。新潟駅の高架工事が着々と進んでいるのと、115系がいつの間にか少数派になり、E129系が幅を利かせていることにむしろ驚きました。
私が乗った10月9日の下り列車は3連休中で「秋の乗り放題パス」および「三連休東日本・函館パス」の利用期間中ということもあり、ほぼ満席でした。特急「いなほ」の谷間の時間帯なので、酒田までの利用客は普段でもそれなりにいますが、半分以上の客が酒田より北へ乗り通しました。
車内販売(ラウンジサービス)は酒田まででした。ラウンジに併設されているボックス席は酒田以北は自由に利用できました。また、車掌も酒田駅で新潟運輸区→酒田運輸区に交代していました。
この日は強風でダイヤが乱れました。北上する客が多かったのか、「リゾートしらかみ5号」とは早々に接続調整がなされましたが、「こまち24号」については人数見合いとなりました。結局遅延が20分ちょっとで済んだため、「リゾートしらかみ5号」には問題なく接続できました。「こまち24号」には接続できず、後続の列車の利用となりました。
この日の「リゾートしらかみ5号」は「くまげら」編成でした。こうして普段出会うはずのない車両が秋田駅で出会っています。
利用状況がソコソコ好調だったのか、「きらきらうえつ」の秋田延長運転は4月1・2日と6月24・25日にも設定があります。でも、あえて超繁忙期を外したのはどうしてなんでしょうね。
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