九州ネット早特3
「九州ネット早特3」は乗車券+特急券タイプの早期購入型の割引きっぷです。JR東日本だと「えきねっと」で発売する「トクだ値」に相当します。JR九州のインターネット列車予約サービスでのみ取り扱います。発売当初は3日前まで購入条件のものを「九州ネット早特」と称していましたが、現在では3日前購入条件の方を「九州ネット早特3」、7日前購入条件でより割引率が高い方を「九州ネット早特7」として分離しています。
「九州ネット早特3」は7区間設定されていて、指定席用とグリーン車用の2種類があります。指定列車以外の利用はできず、乗り遅れた場合は乗車券・特急券とも無効になります。また、価格は繁忙期・閑散期問わず通年同額です。
(乗車券:A券)
(特急券:B券)
小倉~大分間の「九州ネット早特3」を利用した際の現物です。発売額は2520円です。乗車券(A券)の価格が正規運賃2480円に対する5割引で、1240円となっています。券面の右端に5割の印字があります。発売額からA券の発売額を差し引いた額を特急券(B券)の発売額として帳尻を合わせているようです。
「九州ネット早特3」は予約列車に限り有効ですが、乗車券(A券)は2日間有効となっていて、乗り遅れても乗車券部分のみは有効ではないかという誤解されかねない印字になっています。列車限定のきっぷであればJR東日本の「トクだ値」のように乗車券+特急券を一葉にした方がいいように思います。
ちなみにこの2520円という発売額は北九州市内~大分間の「4枚きっぷ」の1枚当たりの価格と同額です。競合する他交通機関に対抗するとともに、金券ショップ封じの狙いもあるものと思われます。
(日豊線・東中津~今津間)
予約した特急「にちりん83号」はお盆期間に臨時列車と運転されていた485系の「にちりん」です。大分車両センター所属でJR九州最後の485系です。来年2月までは運転されることが発表されていますが、依然として予断を許さない状況です。
小倉→大分ですと山陽新幹線並行区間ではないのに、乗車券の上の□が表示されるのは何故なんでしょう?
投稿情報: たま | 2014年12 月29日 (月曜日) 23時54分
小倉~西小倉間が鹿児島線だからではないかと思います。
投稿情報: 今出川 | 2015年1 月 1日 (木曜日) 00時41分
九州ネット早特切符は、
乗り遅れた時 自動改札機に通りますか?
あるいは指定列車より早い列車に乗る場合、入場改札は問題ないと思いますが、到着後の 予定よりも早い時間での退場通過は自動改札機は受け付けますか?
自動改札機はどの程度まで鋭敏に反応するものなんですか?
投稿情報: みき | 2015年4 月20日 (月曜日) 16時41分
いずれの場合も試したことはないので断言はできませんが、ダイヤ乱れで発車時刻がずれる場合がありますので、自動改札で発車時刻のチェックは行っていないような気がします。
ただ、あまり変なことはしない方がいいと思いますよ。
投稿情報: 今出川 | 2015年4 月21日 (火曜日) 09時01分