茅ヶ崎駅C2
昨年暮れに東海道線・茅ヶ崎駅を通りかかった時に、指定席券売機が2台増設されているのに気づきました。しかもそれは以前東京駅で見かけたクレジットカード専用のMV35型でした。もっとも、暮れの時点では「調整中」の貼り紙がされ、稼動はしていませんでした。
(茅ヶ崎駅指定席券売機)
年が明けてから再度通りかかった際ににはちゃんと稼動していました。右2台が既存のMV30型で、左2台が増設されたMV35型です。
気になったので早速きっぷを購入してみました。このきっぷは一番左の端末で購入したもので、発売箇所表記は「茅ヶ崎駅C2」となっています。感熱のMV35型がCになるのは東京駅のものと同じです。ちなみに上の写真の端末の発売箇所表記は右からMV1→MV2→C1→C2になります。
ところで、このタイプのMV35型は昨年末から年明けにかけて、私が知る限りでも川崎・横浜・大船・熱海駅に設置されています。どうも横浜支社で頑張って投入している感があります。
茅ヶ崎駅はソコソコ知名度はありますが、優等列車が停車するわけでもなく、乗車数も55000人程度(JR東日本全体で82位)と首都圏の駅の中で取り立てて多いということはありません。既にMV30型が2台ある同じ場所にさらに2台増設されたので、指定席券売機が4台も並んでいます。しかも、増設された2台はさらにクレジットカードしか使えない機能制限版の端末です。私にはどうしても過剰に見えてしまい、そこまで必要なのか疑問ではあります。
私も先日茅ヶ崎駅を利用したので、これはあれれと思いました。
上野駅とは逆の傾向です。
上野駅の公園口はもともと2台MV30が稼働していましたが、
いつのまにか1台に減らされていました。
投稿情報: 根津千駄木 | 2011年1 月25日 (火曜日) 20時47分
増設ならいいですが、一部の駅では現金も併用できたMV30型の半分をMV35C型で置き換えてしまった例もあり、MV30型3台→MV30型1台とMV35C型2台となってしまい、カード所有者以外の便が悪くなったという話もあるようです。
東京駅での試験導入では利用実績がさほど良い訳でもなかったそうですが、「成功」と位置づけられたようで現金併用型のMV35D型が全国的に広まっている中、MV35C型の導入はカード類が大好きな横浜支社管内を中心に広まっているようです。JR東日本は特にカード事業には熱心ですから、「大人の休日倶楽部」や「えきねっと」会員の優遇策の一つであると考えているのと共に切符購入ひとつとっても個人認証を大事とするのかなという所感ですね。
投稿情報: MT54 | 2011年1 月27日 (木曜日) 12時49分
>根津千駄木さん
そのへんの違いは支社の方針が影響してるんだと思います。大船や茅ヶ崎は明らかに過剰な感です。
>MT54さん
MV35Cはビジネス客の多いターミナル駅や新幹線駅などに追加で配置すべきで、郊外駅の現金が使える機種の置き換えには使わないほうがいいと思います。
この増設は単に現金を扱う社内的な事務作業の手間を省くためのものであり、カード事業や個人認証云々はあまり関係ないと思います。
投稿情報: 今出川 | 2011年1 月27日 (木曜日) 23時43分