東京駅C61
仕事帰りに東京駅八重洲中央口を通りかかった時のことです。八重洲中央口はJR東日本とJR東海の窓口が向かい合っていて、モロに競合しています。その中のJR東日本の「指定席券売機」が3台増設されているっぽいことに気づきました。しかもそれは「クレジットカード専用」という赤く強調された表示があって、機械をよく見てみると小銭や紙幣投入口、つり銭の出口がない今まで見たことのない端末でした。
(端末外観)
やっぱり今まで見たことのない端末だったので、きっぷはどんなものになるのか興味がありました。そこで2枚のきっぷを違う端末で分けて購入してみました。
(右の端末:東京駅C61)
右の端末の発売箇所は「東京駅C61発行」という見慣れないものになりました。C61なんてSLみたいです。左の券売機で購入したものはC59だった(後日乗車変更してしまったので現存はしません)ので、並びの規則性から推測すると真ん中の端末はC60になるんでしょう。でも、3台しかないのになぜC59から始まるのか不思議なところです。これから増殖するのかもしれません。
見ての通り印字は感熱でした。感熱印字に対応しているとなるとこの機種はMV30型ではなく、MV35型の亜種ということになります。JR東日本の「指定席券売機」で感熱印字のものは初めてだと思います。首都圏の駅では感熱印字の端末が今や大多数を占めますが、高機能化された「指定席券売機」を選択すれば転写印字のきっぷも購入することができました。その法則性が当てはまらなくなってしまいました。きっぷヲタ的には「遂に感熱印字の指定席券売機が出てしまったか…」という落胆の気持ちです。
ここは興味深い記事が多く頻繁に訪れていますが、
興味深いだけが理由では有りません。
今回の記事もそうで、
こんな端末が有る事を自分は初めて知りました。
とても勉強になりますw
機械の番号は、MVとしての東京駅に於ける通し番号なのでしょう。
厳密な規則は知りませんが、知る限りでは例えばEV4とEM10なんかも同一コーナーで列んでると通しの番号が振られます。
多分そんなとこなんじゃないかなーと。
こんな機械だとメンテも締切も楽だろうなぁ。
投稿情報: 三階 | 2010年5 月 2日 (日曜日) 08時05分
現業の方にお褒めいただけるとは光栄です。
この機械はインクリボンの交換も不要であれば、現金の取り扱いもないのでメンテナンスする側にとっては楽でしょうね。ただ、カードしか扱えない券売機なので、設置できるところはある程度大きな駅に限定されてしまいますが…。
投稿情報: 今出川@北上 | 2010年5 月 3日 (月曜日) 22時39分