JR→会津→野岩三社連絡
JR→会津鉄道→野岩鉄道の三社連絡になります。会津鉄道の快速「AIZUマウントエクスプレス」という列車が東武線の鬼怒川温泉~会津若松間を通しで走っているためそれなりに需要があるようで、駅ではすぐに発券できるようワンタッチ登録されていました。経由はどういう表記になるか楽しみにしてたんですが、何も印字されず手書きの追記もありませんでした。
3040円の運賃の内訳は以下の通りです。
JR:会津若松~西若松:180円/3.1Km
会津:西若松~会津高原尾瀬口:1820円/57.4Km
野岩:会津高原尾瀬口~新藤原:1040円/30.7Km
これだけ高額でも営業キロが91.2Kmで100Kmに満たないため途中下車はできません。ただし、会津鉄道の特例により湯野上温泉と塔のへつりの両駅では途中下車可能です。
この区間においては初期の記事で紹介したJR→会津→野岩→東武の四社連絡の乗車券も存在します。ただし、東武側の着駅は特急停車駅に限定されます。仮に鬼怒川温泉もしくは下今市からJR-東武連絡特急に乗ってJR→会津→野岩→東武→JRと「四社五線連絡」のごとく移動しようとした場合、会津鉄道と野岩鉄道は東武経由栗橋接続でJRへの連絡運輸は行っていないので、きっぷの組み合わせは
- 四社連絡(JR→会津→野岩→東武)+JR単独
- 四社連絡(JR→会津→野岩→東武)+二社連絡(東武→JR)
- 三社連絡(JR→会津→野岩)+二社連絡(東武→JR)
のいずれかになるものと思われます(バラバラに買うという考えはひとまず捨てています)。そのうち1は四社連絡に栗橋着の設定がないためできません。2は四社連絡の着駅を新栃木・新鹿沼・下今市・鬼怒川温泉のいずれかにすれば実現可能ですが、東武線の運賃が打ち切りになってしまうので、おそらく多少割高になります。結局は3だろうなと思い、予め↓の東武→JRの乗車券を仕込んで「四社五線連絡」を実現しました。
ただ、2の場合は多少割高になりますが、会津若松発鬼怒川温泉着を除き営業キロが101kmを超えるので経路上で途中下車ができます。3の場合での途中下車は前出の会津鉄道の2駅を除きできません。これは自宅に帰って調べてから気づきました。私は何ヶ所かの駅で途中下車したかったので、ちょっと失敗したなぁ…と後悔しました。
一昨年、会津鉄道を乗りましたが、改札はあって無いようなものでした。
出発間際や、到着直後は改札員がいますが、スルーパスで途中下車し放題でした。
また、前述の時間帯以外は改札員がいない(事務室で別の仕事をしている)ため、出入り自由です。列車の写真を撮ってから出た時は、すでに改札口は誰もいませんでした。
投稿情報: ぽろりん | 2010年5 月 1日 (土曜日) 02時12分
私はリスクのほうが怖いですから、途中下車できない駅で途中下車することは考えませんでした。本数が少ない路線だと途中下車不可の乗車券でも、接続待ちの間に便宜的に改札外に出してくれることがありますが…。
投稿情報: 今出川@福井 | 2010年5 月 3日 (月曜日) 00時20分