IC乗車票(自由席)
以前の記事で紹介したエクスプレス予約の「IC乗車票」は指定席用でしたが、今度は自由席用の「IC乗車票」です。予定していた列車に乗り遅れたために、急遽新幹線で追いかけた際に使用したものです。当然、新幹線に乗る想定をしていませんでしたから「EX-ICカード」は家に置いたままでした。たかだか30~40分程度の区間で列車や座席位置をいちいち指定するのは面倒だったので、自由席にしました。
(IC乗車票)
「IC乗車票」はこんな感じです。妙にすっきりとした印象があります。
(通常の一葉券)
時期はちょっと古いですが、通常の乗車券+新幹線自由席特急券の一葉券です。こうして並べてみるとわかりやすいです。「IC乗車票」は自由席利用であっても当日限り有効なため、「*日間有効」という表記がありません。その代わり使用日は「*月*日から」ではなく「4月12日乗車」という具合に確定させられています。それでも金額の内訳から乗車券の額を省いてしまったのはよくわかりませんが…。
8月28日予約分より「EX-ICサービス」は山陽新幹線区間(新大阪~博多間)に拡大され、東京~博多間で利用可能になります。「エクスプレス早特」に動きがあるようですが、「IC乗車票」についてはきっぷの様式を含め大きな変化はないような気がしています。
眠いですけど、今回も興味深かったので。
東海さんと西さんは管轄外ですが・・・
まず、特急料金が記されているのは遅延時等の払戻に使用するためと思われます。
特急料金の算出をどのように行っているのか分かりませんが、
少なくとも先の熱海-東京間の特急料金は我々が扱う金額と異なります。
例えばひかり早特には券面右下に特払急という項目が有ります。
これは遅延時に通常の特急料金ではなく"特払"額が払戻対象額となり、
たりふを見れば分かりますが券面を見るだけでも分かるようにという配慮でしょう。
次に運賃部分。
表示がないのは単に都合が悪いから、という理由ではないかと。
これも先の熱海-東京ですが、3370-1680=1690で、
矢張りどっから出てきた金額なのか分かりません。
東日本のモバイル特急券もそうですがその金額は運賃・料金の別がなく、
飽くまでも"総額"しか存在しません。
運賃+料金=総額の計算式なのではなく、
"総額"と"障害時の払戻額"が独立して存在しているだけ。
と、こんな所なのではないのかなぁ、なんて、思ったりしたのですが。
ホントの所は知りませんw
投稿情報: 三階 | 2009年6 月24日 (水曜日) 01時20分
運賃が載っていないのは、三階様がおっしゃっておられる通り、EX-ICでは「新幹線チケットレス運賃」という総額が適用されているからです。
ちなみに特1680の部分は特定額という呼び名になっています。
実質的に特急料金相当額なのですが、そう呼ぶわけにもいかないので「特定額」とされているようです。
なので、特急料金の「特」ではなく、特定額の「特」ということですね。
2時間以上遅延時はこの特定額が払い戻されます。
また、EX-ICで指定席予約していて発車後に払戻す場合には300円+特定額が手数料となります。
投稿情報: 落武者 | 2009年6 月24日 (水曜日) 04時37分
訂正
発車後払い戻しの手数料は300円+特定額 ではなく、特定額 が正当です。
投稿情報: 落武者 | 2009年6 月28日 (日曜日) 04時11分
IC乗車票は乗車券+特急券という概念ではなく、特急料金込みの「トクトクきっぷ」というのが実態のようですね。それで2時間以上遅延した場合は特急料金相当額を払い戻すため、特急料金のみ表示される…と。
その点、「エクスプレス早特」は乗車券と特急券が別々になっていてわかりやすいんですが。
投稿情報: 今出川 | 2009年6 月29日 (月曜日) 21時31分