みどりの窓口でのICチャージ
無人化が予定されていた函館線・上幌向駅を訪ねた時のことです。上幌向駅はKitacaの利用エリア内ですが、ICカード対応の券売機・精算機やICチャージ機がありませんでした。「こりゃ残額足りなくなったときはどうしようもないなぁ…」と何となく感じました。
ところが、案外そうでもありませんでした。列車の発車時刻が近付き、利用客が待合室に集まり始めると、みどりの窓口でICカードのチャージを頼む人が現れました。
客:(ICカードとお札を窓口に出して)「チャージお願いします」
駅員:「いくらチャージしますか?」
客:「今日は2000円でお願いします」
駅:(ICカードとお釣りと領収書を返しながら)「残額****円になりました」
という感じの会話が成り立っていました。利用者は案外多く、私が滞在していた30分弱の間だけで2~3人いました。
私の感覚ではマルス端末でICカードの新規発行は行っていても、チャージまで行っているとは思いませんでした。マルス端末から発券される領収書がどんなものか気になったので、私も手持ちのSuicaでお願いしてみました。
マルス端末の機能なのか、JR北海道独自の「総販システム」の機能なのかは分かりませんが、こんな感じのものが出てきます。処理をした時刻まで印字されているのが目新しいです。
その後、上幌向駅は予定通り昨年9月末で無人化され、この取扱いはできなくなりました。旅客の操作でチャージできる機械かインターホンによる遠隔対応が導入されていればいいんですが、そうでなければ当初私が危惧したとおりのことになっていそうです。
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