補片返納?
今年のGWのことです。北九州市内から北陸新幹線・上田駅までの乗車券を買うべく、筑豊線内のE-POS設置駅をいくつか回っていました。
JR九州のE-POS端末では九州内完結と東海道・山陽新幹線の停車駅発着しか発売できず、上田のようなそれに該当しない駅まではこういった様式の補充券(補片)になります。駅に紙で綴じた運賃表のファイルがあり、金額や有効日数を手書きで書いていました。
せっかく長距離の乗車券を買うので、久々に補充券を仕込もうと画策した次第ですが、これが見事に肩透かしを食らいました。行った先々の駅で「上田までは出せないので(マルス端末がある)若松か折尾へ行ってくれ。3月で補充券を返してしまったのでもうない」と言われたためでした。
書くのが面倒くさいための方便かもしれませんので、本当に返納したかは分かりませんし確かめようがありません。ただ、そういう運用になった駅が複数あったのも事実です。補充券の管理や審査には人手を要します。昨年度末以来吹き荒れている合理化の一環で、そういう面倒なものは極力排除していく方針なのかもしれません。もちろん全部が全部ではないとは思いますが。
と言うわけで、言われた通り若松駅でマルスの乗車券を購入しました。でも、内心ちょっと釈然としないものもありました。
お久しぶりです。JR九州の上場準備で極端な合理化が進んでいますが、筑豊地区に限らず、E-POS設置駅でダイヤ改正以降補充券類を引き上げたり、今ある在庫だけで補完がもうない駅は結構あるようです。中には補片・補往に限らず、出補・料補まで返納してしまっている駅もあるとか。印刷コストの低減でしょうかね?ここで出来ない切符はマルス設置駅へ、そんなどこぞの旅客会社みたいな誘導策には何かがっかりしますね。
投稿情報: MT54 | 2015年8 月 7日 (金曜日) 02時35分
機械発券なら間違いはないし(言い訳できる)
複雑な教育も必要ない。駅員の負担も軽くなる。
在庫管理・売上管理も機械任せ。駅員の不正も防げる。
会社からするといいことずくめです。
当然の施策ですな。
投稿情報: やる気なし | 2015年8 月 7日 (金曜日) 18時14分
>MT54さん
紙の補充券類がなくなっていくのはある程度仕方ないと考えますが、せっかくE-POS端末があるのに区間が対応してなくてマルス誘導ってのはちょっとなぁ…と思います。東日本や西日本みたいに全国対応してくれれば文句はないんですが。
>やる気なしさん
中の人乙です。E-POSが対応してればわざわざ若松まで出向かずに済んだんですがね。
投稿情報: 今出川 | 2015年8 月 7日 (金曜日) 18時46分