週末パス
JR東日本の首都圏・甲信越・南東北が土日2日間フリーになるきっぷとして、平成22年4月から今年3月一杯まで発売されていた「ウィークエンドパス」に代わり、「週末パス」が発売されています。きっぷの名称が変わりましたが大枠は変わっていません。変更点は以下のような感じです。
- 大人の発売額は200円値下げして8500円に。
- 会津鉄道のフリーエリアが全線から西若松~会津田島間に再度縮小。
- 利用開始日前日までの発売に変更。
値下げは率直にうれしいです。また、平成22年4月頭まで発売されていた「土・日きっぷ」の方がいいのは言うまでもありませんが、私はそんなに乗り回すような使い方はしないので、特急料金が分離されてもさほど困りません。今回使用分も指定席は新幹線を2回利用しただけでした。
【ひとこと】
当日購入ができなくなったのは良くないです。「ウィークエンドパス」発売当初は当日購入可能なのを前面アピールしていたのにです。「土・日きっぷ」は当日購入できないのが唯一の欠点だったと思っていますが、その欠点だけを「週末パス」で復活させてしまった感じです。
最近のJR東日本のトクトクきっぷは東京近郊完結のものを除き、当日購入できないものが多いです。以前は当日発売していたものをいつの間にか不可になっているものもあります。当日購入不可→販売数減→「ご利用状況を勘案し発売終了いたします」になってしまうとそれはそれで困るんですが…。
使い勝手…★★☆☆☆
お得感…★★☆☆☆
当日発売…なし(前日まで)
小児用…あり
各種とくとくきっぷが前日まで発売で大変不便になりました。
金曜夜に明日出かけようかなどと思い立って、えきねっとで指定券は予約できても、フリーきっぷなどは事前に駅などで買わねばならず、ネットのメリットを生かせません。
私鉄沿線で生活しているので、わざわざ仕事帰りにJR駅に買いに出かけなければなりません。
前売りだから安いのは理解できますが、せめてネットで予約決済、当日駅で発券可にしてもらいたいものです。
投稿情報: hiro | 2013年12 月15日 (日曜日) 23時28分
私もJR沿線から離れて住むようになりJRのきっぷを買うのに一手間要するようになってから、前日まで発売の不便さを痛感しています。指定を伴わないトクトクきっぷはせめて「えきねっと」で取り扱ってくれればいいと思うんですが…。
ちなみにJR西日本の5489サービスは発売可能日までに予約・決済すれば当日受取も可能なので便利です。
投稿情報: 今出川 | 2013年12 月16日 (月曜日) 23時08分
確かに前日までの購入というが不便という点は否めませんが、ビジネスや突発的な利用者は所定の金額でも利用するのはもちろん、きっと、旅行などで訪れた特企の発地エリア外居住の人も必要なら所定の金額で利用するでしょうから、今後も当日購入可能なきっぷは少なくのではと思っています。
ただ、ご利用状況を勘案し発売終了というのが、本当に枚数減が要因になるかというば、ケースバイケースではないでしょうか。
特企の発売数の多少にかかわらず、所定の金額で利用する人が多かったり、商品を設定した目的が達成できれば廃止になるでしょうし、本当に売らなければならない区間・エリア・列車の商品であれば、継続の上、PRを積極的に行ったり、廃止というよりは、価格や利用条件を旅客が利用しやすい方向に変えてリニューアルなのかなと思っています。
とはいえ、やはり当日売りをして欲しいなというのが本音です。
西日本のように、事前の予約・決済により当日受け取り可能ならば、当日購入不可でも私個人としては何ら困りませんし、実際、そういう方は多そうな気がします。
投稿情報: N639 | 2013年12 月18日 (水曜日) 22時46分