青池HB
平成9年から秋田~青森間を五能線経由で運転されている快速「リゾートしらかみ」は当初は1日1往復でしたが、利用状況が好調なようで増便が進み、平成18年以降は1日3往復運転されています(ただし冬場は1往復運休)。これは海沿いの眺望を眺めながらのんびり旅をするというスタイルが受け入れられたのと、沿線の白神山地が世界自然遺産に指定されて利用客が増えていることが挙げられると思います。
(青森駅)
昨年12月の東北新幹線新青森開業に合わせて、運行当初から使用されていた「青池」編成を引退させ、HB‐E300系の「青池ハイブリッド」(以下「青池HB」)編成を投入しました。同じくHB‐E300系が投入された快速「リゾートビューふるさと」や「リゾートあすなろ」は先頭車2両編成ですが、「青池HB」編成は4両編成で唯一中間車が連結されています。「青池」編成は3両だったので、1両増結となっています。世界自然遺産の沿線を環境負荷の少ないハイブリッド車両が走るのはまさに適任だと感じました。
カラーリングは「青池」のイメージを踏襲したものとなっていますが、”RESORT HYBRID”というレタリングは他のHB‐E300系車両にも施されています。「リゾートしらかみ」のうち「青池HB」編成が使用されるのは2・5号です。
青森 鯵ヶ沢 深浦 東能代 秋田
2号 8:21 → 10:12 → 11:01 → 12:25 → 13:21
5号 19:19 ← 17:19 ← 16:35 ← 15:07 ← 14:10
このダイヤでほぼ毎日運転されているので、車両の所属である秋田車両センターに帰る時間は少なく、実質青森を拠点に運用されています。
私は運転開始2日目の2号に乗ってきました。指定券を見る限りでは「青池HB」編成かどうかはわかりませんが…。運転初日は強風で区間運休(確か鯵ヶ沢~秋田間が運休)になったそうですので、実質的な運転初日と言えます。せいぜい4~5割程度の乗車率で、指定は余裕で取れました。乗った印象は当たり前ですが「リゾートビューふるさと」と同じでした。なお、「青池HB」で五能線で海が見えるのはA席側になります。逆側は乗っていてあまり面白くないので、A席を指定買いすることをオススメします。
私も運転開始2日目の2号に全区間乗ってきました。A席でなくD席でしたが空いていたのでA席へと途中から移りました。
きっぷは→http://plaza.rakuten.co.jp/kamiike3/diary/201012210000/ に載せています。
投稿情報: Joh | 2011年5 月25日 (水曜日) 21時41分
ご近所ですな。走り始めたばかりの割に拍子抜けするほど空いていたのが意外でした。
私は五所川原駅で降りてしまったのでいずれにしろ海は見えなかったんですが、D席側だと岩木山はよく見えました。もうちょっと長く乗りたかったんですけどね。
投稿情報: 今出川 | 2011年5 月26日 (木曜日) 00時00分