三社連絡硬券
(A型硬券)
いわて銀河鉄道(IGR)・金田一温泉駅発行のIGR→青い森鉄道→JRの三社連絡券です。地紋はIGRの自社地紋で以前紹介したものと同じです。今どき硬券ですら珍しいのにここでは三社連絡の硬券が普通に発売されていました。この当時の金田一温泉駅ではJR時代と同様に発券端末の類はなく、こういった硬券やら補充券の発売を行っていました。
IGRでは青い森鉄道を経由してJR八戸線・鮫駅までの連絡運輸の設定があります。以前は東北線(三沢方面)への設定もあったような気がしていたんですが、IGRのHPで確認したところ少なくとも現在設定はありません。幹線の東北線に連絡運輸に設定がないのは変な気がしなくもないですが、岩手県と八戸市周辺を除く青森県だと新幹線→JRでの移動のほうが多いのかなと推測しています。金田一温泉駅のある岩手県二戸市は青森県八戸市との県をまたいだ人の移動もソコソコあるようで、こういった硬券が常備されているのだと思います。(八戸出身の人に聞いた話ですが、二戸から八戸の高校に越境通学してた同級生がいたそうです)
ちなみに八戸市の中心部は八戸駅ではなく、八戸線・本八戸駅付近になります。「ほんはちのへ」とはちょっと言いにくいようで、地元の人は「ほんぱち」と言っています。私が当地のタクシーに乗ったときでもそれで通じました。
IGR~青い森~JRの3社連絡は2002年12月当初から八戸線長苗代~鮫間のみです。一戸や北福岡、金田一から八戸へ買い物に行く人が昔からそこそこ居ます。
「ほんぱち」は地元の人や盛岡支社管内の駅員であればたいてい通用します。逆に八戸駅は昔の名残で「尻内の駅」と言ってもタクシーの運ちゃんには通じます(笑)
投稿情報: 料補収集家 | 2008年11 月 4日 (火曜日) 00時39分
青い森鉄道の連絡運輸と勘違いしてたかもしれません。
三沢駅で私の前に並んでいたおばちゃんが「ほんぱち」と言ってきっぷを買っていました。その当時は知らなかったのでさっぱり意味不明だったんですが、本八戸着の乗車券を見て「なるほどね」と納得した次第です。
投稿情報: 今出川 | 2008年11 月 5日 (水曜日) 23時11分