山陽新幹線2枚きっぷ
「2枚きっぷ」というとJR九州が先駆けの感があります。それまでの回数券や往復きっぷの概念を覆す画期的な「発明」だと思うんですが、商標登録や実用新案登録はしていないようで、各地で同じようなきっぷが発売されています。
「山陽新幹線2枚きっぷ」も形態としては同じで、往復利用も片道2回利用も可能です。新大阪・新神戸~小倉・博多間相互に設定があって全て同額(25600円or25000円)で、「のぞみ」・「ひかり」・「こだま」全ての指定席が利用できます。ただし、有効期間に制限があって、購入してすぐには使えません。購入日の3日後から12日間有効という妙にわかりにくい設定です。
【ひとこと】
「2枚きっぷ」に「早特」の概念を組み合わせたんでしょうが、有効期間がわかりにくさは何とかならないでしょうか?購入日の3日後から2週間後まで有効と読み替えると多少わかりやすいかもしれませんが…。このきっぷの大きな特徴は盆暮れなど超繁忙期の利用制限がないことです。新大阪~博多間の「のぞみ」の繁忙期は14890円なので2000円以上安くなります。来年3月末まで設定されているのでこの冬の帰省にも使えます。
使い勝手…★★★☆☆
お得感…★★★☆☆
当日発売…なし(3日前まで)
小児用…なし
【ちょっと脱線】
このきっぷは私が使用したものです。入出場時のきっぷへの印字は以下のようになっています。
-8.17 7:44 新大 入
-8.17 12:52 小倉 出
この区間は「のぞみ」だと2時間ちょっとで着きます。5時間近くかけて移動するのは「こだま」に決まっています。お盆休みに最後まで0系で運転されていた「こだま639号」にわざわざ乗ってきました。徳山辺りが一番しんどかったです。
あと、指定券右下に○回とあるとおり、このきっぷは回数券扱いなのでJR西日本の駅では回収される確率が高いです。私は小倉駅の在来線乗換改札を抜けてJR九州の改札口から出ました。乗って残したい場合は注意が必要です。
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