えきねっと予約の北海道管内受取
北海道新幹線開業を機に、JR東日本の「えきねっと」予約がJR北海道の5駅(北海道新幹線各駅+函館・五稜郭)で受け取れるようになりました。昨年3月の北陸新幹線金沢開業の際にも、JR西日本の北陸地区の主要駅で「えきねっと」予約が受け取れるようになっています。
こちらは北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅で受け取った「えきねっと」の「トクだ値40」です。「えきねっと」はJR東日本のサービスですが、JR北海道完結区間の「トクだ値」が設定されています。
7月のプレスリリースで、今年12月からJR北海道で「えきねっと」予約を受け取れる窓口を現在の5駅から道内115カ所の駅・旅行センターに拡大する旨が発表されました。合わせて、JR北海道独自のインターネット予約サービスを来年2月に終了することも発表されました。いわば「えきねっと」に相乗りする形になります。
JR北海道のサービスを「えきねっと」と比べると、利用範囲や画面の使用感で明らかに見劣りがします。それに、システムを維持・管理するには継続的にコストがかかります。今のJR北海道には長期的に独自サービスを維持する余力がなく、「えきねっと」に相乗りした方が自社も利用者もメリットがあるという判断だったんでしょう。
なんだかこれでJR北海道がますますJR東日本の子会社っぽくなっていくような気がしてなりません。
そのJR北海道ネット予約でさえ受け取り可はわずか13駅だったので、喜ばしいことだと思います。
ただ、先日の台風等のダメージが心配されるところです。
投稿情報: kei | 2016年9 月 3日 (土曜日) 12時52分
インターネット予約サービスは、北海道新幹線開業で本格的に始まったのものでしたよね?
最初からえきねっと相乗りにしておけばシステム開発費も削減できただろうに。
ただでさえ安全を維持するのに資金が必要な中、災害にも見舞われ、業としてやっていけるのか心配になります。
確か過去の記事で国鉄の分割割り当て、JR北は不利な部分が多いというような指摘をされていたと思いますが、それには同感でこれもその影響の一旦なのでしょう。
投稿情報: ららら | 2016年9 月 5日 (月曜日) 19時12分
>keiさん
一連の台風の影響は心配ですね。北海道は今まで豪雨災害はあまりなかったようですし…。
>らららさん
インターネット予約サービスは以前からありますが、北海道新幹線開業時に機能が追加されました。おっしゃるとおり最初からえきねっとに相乗りしておけばその費用は使わずに済んだと思います。
投稿情報: 今出川 | 2016年9 月 6日 (火曜日) 23時06分