仙台空港鉄道版仙台まるごとパス
「仙台まるごとパス」はJR東日本のフリーエリア内の駅のほかに、仙台空港鉄道・仙台空港駅でも取扱いがあります。言うまでもなく、仙台空港は仙台の空の玄関口で、仙台空港鉄道は「仙台まるごとパス」のフリーエリアに含まれます。
そのため、空路で仙台空港に着いた利用客が仙台空港駅で「仙台まるごとパス」を買えば、仙台駅方面への行き来や、さらにその後の仙台市内や松島方面へのアクセスもこの一枚で事が足り、それが2日間使えるので観光客にとっては利用価値が高いと思います。
(きっぷ本体)
(ご案内券)
こちらが仙台空港駅で購入した現物です。仙台空港鉄道の自社地紋です。かつて紹介した「ホリデー・パス」の券売機券みたいな縦型のきっぷで、JRのマルス券とはかなり趣きが異なります。仙台空港鉄道ではSuicaやICOCA・SUGOCA・nimoca等のICカードが利用できます。券売機でICカードのチャージを利用して「仙台まるごとパス」を買うこともできてなかなか便利です。
ただ、仙台空港駅の券売機にはちょっと戸惑いました。
仙台空港駅では名取駅を経由してJR線に連絡する客がほとんどのため、名取経由のJR連絡が初期表示されています。ここには「仙台まるごとパス」のボタンはありません。
左上の「普通券」のメニューを押すと、自社線内までの乗車券と左下に「仙台まるごとパス」があります。
「仙台まるごとパス」を利用する人はJR方面に直通するわけですから、やはり初期表示されるJR連絡のメニューの中に入れておいた方が分かりやすいんじゃないかなと思います。
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