トクだ値効力変更
私はJR東日本管内の新幹線を利用する場合、「えきねっと」の「(お先に)トクだ値」を利用することが多くなりました。去年から今年にかけて何回か使っているうちに、発売駅の下の注意書きの文言が変わっていることに気付きました。
(26年11月)
指定列車のみ有効。乗遅れの際は乗車券・料金券とも無効。
この券は昨年11月乗車のものです。この文言だと乗り遅れた際には乗車券・特急券ともパーになり、買い直さなければならないことがはっきり分かります。
(27年4月)
指定列車のみ有効。
この券は今年4月乗車のものです。この文言だと指定列車に乗らない場合、乗車券・特急券(無効になるのか乗車券部分のみ有効で料金券を買い直せば利用できるのか)がどういう扱いになるのかさっぱり分かりません。「で?」って感じです。
(27年5月)
指定列車のみ有効。乗遅れは乗車券のみ有効。(払戻不可)
この券は今年5月のものです。この文言であれば、指定列車に乗り遅れた場合は乗車券のみ有効で、特急券だけ別途買い直せば利用できそうなのが分かります。
このように同じ「えきねっと」の「トクだ値」でも1枚目と3枚目で明らかに効力が変わったのが理解できるかと思います。「トクだ値」は割引率が高い代わりに、乗り遅れたら乗車券・特急券とも無効になるリスクの高さがネックでした。そのリスクとトレードオフの割引率ではあるものの、ユーザーとしては乗り遅れても乗車券だけでも効力が残るのはありがたいです。
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