紛失再の印字
購入したきっぷをなくしてしまった場合で窓口で再購入する旨を申し出ると「紛失再」の証明の入ったきっぷを渡されます。それを下車駅で呈示し再収受証明をしてもらいきっぷを一旦持って帰ります。なくしたきっぷが1年以内に出てきた場合は後で購入した方のきっぷの払い戻しが受けられます。
昨年、前もって購入していたきっぷをなくしてしまったので、久々にこの制度を利用しました。
私が前回利用した際(たしか平成9年ごろ)は「紛失再」の証明はハンコ押しだったんですが、昨年時点で予め右上に印字されるように変更されていました。さらに下車時に誤って再収受証明を忘れて自動改札に通してしまわないよう、券面右下に自動改札を利用できない旨を示す○囲み×の印字もあります。
乗車時には自動改札ではなく係員のいる通路を通るように言われ、出る時も同様でした。一見、自動改札に通りそうな85mm券であっても磁気情報は殺しているようです。
ちなみに1年たってもなくしたきっぷは出てこなかったので、このままコレクションとして手元に残っています。
厳密には「予め右上に印字される」のではなく、旅客の申告に基づいて再発行する切符を通常操作で発券して、その切符をもう一度マルスに読み込ませて「紛失再」印字と磁気情報の破壊をするので、判子押しと磁気破壊作業だけを機械化した感じですね。
投稿情報: MIKT | 2015年1 月16日 (金曜日) 01時43分