新幹線自由席往復用早特きっぷ
昨年9月で発売終了した名古屋~新大阪間の「ひかり・こだま自由席用早特きっぷ」(長いので以下「ひかり・こだま~」)に代わり、新たに同区間で「新幹線自由席用早特往復きっぷ」を発売しました。きっぷの名前からだいたい想像はつくとは思いますが、変更点は以下の2点です。
- 片道タイプから往復3日間有効に変更
- 「ひかり」「こだま」限定から「のぞみ」も利用可能に
片道4250円だったものが往復8900円(4月1日より9150円)になっているので、往復で400円の値上げになっています。その代わり「のぞみ」も利用できるようになりました。1時間に2~3本しか使えなかったのが、10本以上使えるようになったわけですから、きっぷの利便性は大幅に向上したと言えます。
実際のところ名古屋~新大阪間の新幹線自由席に乗っていて、車内改札が回ってこないことは何度もありました。「ひかり・こだま~」と銘打っていても実際に「のぞみ」に紛れ込んでいた客もそれなりにいたような気がします。だからいっそのこと値上げして往復タイプに変更する代わりに、「のぞみ」も開放したのかなと推測しました。
(ゆき)
(かえり)
これが使用してきた現物です。「ひかり・こだま~」の頃は片道にもかかわらず乗車券・特急券それぞれで2券片ありましたが、こちらは乗車券+特急券で片道あたり1券片にまとまっています。
【ひとこと】
値上げしたとはいえ、この値上げ幅で「のぞみ」も開放したのは英断だと思います。前身の「ひかり・こだま~」は日付を指定して金券ショップでばら売りされていたので、往復タイプにすることによって金券ショップの抜け道を断った感もあります。
ちなみに…。「ひかり・こだま~」の頃から発売枚数制限がありますが、このきっぷの購入時にその制限に引っ掛かりました。私の当初予定は22日は確定で、21日も使うかもしれなかったので21日利用開始で申し出ました。そうしたところ21日は制限を超えてしまったので発売できないと言われてしまいました。なので、22日開始としました。でも3日間有効なので、21・22日と使う予定があれば20日使用開始でもよかったかもしれません。
「ひかり・こだま~」の頃は3~4回使って一度も制限に引っ掛かったことはありませんでした。今回初めての利用で引っ掛かったので、「のぞみ」を開放したこともあり制限はキツくしたのかもしれません。
使い勝手…★★★★☆
お得感…★★★☆☆
当日発売…なし(7日前まで)
小児用…なし
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