値上げ前後の乗車変更4
下の2枚のきっぷは今年4月になってから使用した乗車券です。上の乗車券は3月に購入したものを4月に入って乗車変更したもので、下の乗車券は4月に購入したものです。
乗車変更の印字の有無や60円の運賃差についてはこれまでも触れてきたとおりです。ここで敢えて同日・同一区間の乗車券を並べたのにはわけがあります。上の乗車券は2日間有効なのに対し、下の乗車券は1日間(当日限り)有効で「下車前途無効」の印字があるとおり途中下車できません。
4月1日より東京近郊区間が拡大され、中央東線は全区間東京近郊区間に組み込まれました。3月31日までの東京近郊区間は韮崎駅まででした。日野春駅は韮崎駅の先(塩尻寄り)にあり、3月31日以前は近郊区間外でしたが、4月1日以降は東京近郊区間に組み込まれ、この乗車券の区間は当日限り有効・途中下車不可となってしまいました。
使用日が4月以降でも原券を3月中に購入していれば旧運賃が適用されるとともに、近郊区間も旧制度が適用されていることがわかります。
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