EX-IC乗り継ぎ用券売機
山陽新幹線の新幹線改札内に気になっている券売機がありました。券売機のパネルは「EX-IC専用のりつぎきっぷ」となっていて、料金式の押しボタンがありました。
(岡山駅)
この券売機は岡山駅に設定されているものです。消費税増税前の運賃で140円~1850円区間を大人用のみ発売していました。
これはエクスプレス予約のチケットレスICサービスの「EX-IC」の利用客が、「EX-IC」カード以外のICカードを持たずに新幹線から在来線に乗り継ぐ場合やICカード利用区間外に乗り継ぐ場合の在来線部分の乗車券を発売する券売機です。券売機右下のICカード読み取り機に新幹線で利用した「EX-IC」をかざさないとこの券売機できっぷを購入することはできません。
特に姫路~新下関間については新幹線駅からすぐ近くにICカードが利用できないエリアがあるため、こういった券売機が設置されているようです。逆に在来線乗り継ぎのない新幹線単独駅にはないと思われます。また、「EX-IC」は大人用しかないので、小児券に対応していないのはそのためでした。
(仕込んだEX-ICの予約)
どんなきっぷが出てくるか興味があったので、事前に仕込みをし、趣味的に紙の「IC乗車票」に引き換えたいのを踏み止まって、およそ2年ぶりに「EX-IC」を利用してきました。ICカードは今回もエクスプレス予約機能を載せたモバイルSuicaを使用しました。
そして出てきたきっぷがこれです。数字の部分のフォントはちょっと見慣れないものですが、手間の割に案外普通のきっぷが出てきてちょっと落胆した次第です。
このきっぷを購入し新幹線の乗換改札を通るとき、どうすればいいのか迷いました。ここで言う「EX-IC」カードとは、今回の私の場合はモバイルSuicaと読み替えてください。
- このきっぷを購入する際に「EX-IC」カードが岡山駅まで有効なのを確認済みなので、きっぷだけ通せばよい?
- 「EX-IC」カードの出場処理はしないといけないので、きっぷを通した上で「EX-IC」カードのタッチする?
- 在来線のきっぷは購入済みなので、「EX-IC」カードのタッチし出場処理をするだけでよい?
この時は3のモバイルSuicaのタッチだけで乗換改札を抜けられました。しかし、翌日東急線の駅でモバイルSuicaを利用しようとした際に「出場記録なし」で弾かれました。東急の係員曰く「昨日朝の岡山駅での入場記録が残ったままです」と言われてしまいました。
「EX-IC」カードでは在来線利用はできないので、2のようにタッチ+きっぷの投入にせざるをえませんが、モバイルSuicaは新幹線も在来線も利用できるため、モバイルSuicaに新幹線の出場記録が付くと同時に、在来線の入場記録も付いてしまったようです。
私は東急の係員に事情を説明するも、東急の係員が山陽新幹線のサービスを知るはずもなく、少々面倒なことになりました。次回からはモバイルSuicaでもタッチ+きっぷの投入とするよう覚えておきます。もっとも、次いつ使うことになるかはわかりませんが…。
お久しぶりです。
この券売機は、JR西日本で無人駅を中心に設置されている「UT50」ですね。ICOCAチャージができるタイプは、読み取り部分がチャージ機になっています。
岡山・広島地区ではICOCA導入時にこの券売機が多く導入されています。
数字のフォントが汎用のゴシック体のように見えますね。
投稿情報: 105系F11 | 2014年4 月14日 (月曜日) 13時24分
私は駅の近距離券売機までは詳しくないので、この券売機はエクスプレス専用のものだとばかり思っていました。広く普及していたものを軽く改造した感じですね。
投稿情報: 今出川@台湾 | 2014年4 月21日 (月曜日) 10時15分