四C
3月1日よりJR四国のPOS端末設置駅でクレジットカードの取り扱いが始まりました。JR九州のPOS端末では「九州C制」として昨年3月には導入されていました。
私はちょうど3月1日に四国にいて、牟岐線・南小松島駅でクレジットカード取り扱いの掲示を見つけました。駅員に尋ねたところ「今日から取り扱いですけど、まだやったことないんですよ」と言われました。そこで私がモルモットとして記念すべき(?)南小松島駅のクレジットカード扱い第一号になってきました。
(四国POS券)
購入したのは「青春18きっぷ」でした。この春からJR四国のPOS端末でも「青春18きっぷ」など一部トクトクきっぷが発券できるようになったそうです。これもJR九州に引き続いてのことです。右下に「四C」と印字されているのがクレジットカードで購入した痕跡です。正直この位置に印字されるとは思いませんでした。
(マルス券)
比較のためにマルス券の「青春18きっぷ」の画像を付けておきます。四国POS券の様式は概ねマルス券を踏襲していますが、右側に「 年 月 日 まで有効」という意味不明な欄が残っていたり、C制や発行日・券番等の印字位置が異なっています。
(ご案内券1)
なお、「青春18きっぷ」には3枚の「ご案内券」が付いているんですが、四国POS券は「ご案内券」の右下にも「四C」の印字があったのは驚きでした。
(カード利用控)
発券操作はPOS端末にきっぷの情報を入力し発売額を確定→小型のCAT端末でクレジットカード決済→発行された承認番号とカード会社をPOS端末に入力→発券という流れで、JR九州のやり方と大きくは変わりません。カード利用控はこのようなCAT端末で発行されたもののみで、POS端末からは何も出ません。ここはJR九州と異なるところです。加盟店名は「シコクリヨカクテツドウ ミナミコマツシマエキ」となっています。
後日、JR四国の別のPOS端末設置駅で普通の自由席特急券を購入しました。こちらは「青春18きっぷ」と異なり「四C」の位置が左上にあります。□四の社名記号と並んでいるのでなんだか窮屈に見えます。まさかそう来るとは思えませんでした。いろいろと驚きの多い機能ではあります。
3月1日以降、JR四国のPOS端末設置駅を4駅見てみましたが、3駅ではクレジットカードの取り扱いをしているのを確認しました。なので、POS端末設置駅全てで展開されていない可能性はあります。
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