レンタカー券
8年前の記事で「レール&レンタカーきっぷ」(以下R&Rきっぷ)について取り上げていましたが、改めて取り上げます。
「R&Rきっぷ」は平成24年10月~11月にかけてレンタカー部分についてリニューアルされました。JR券の発売条件は変わっていません。レンタカーの変更点は以下の通りです。
- 1日(24時間)単位の利用のみだったのが新たに6時間・12時間料金を新設。
- 延長料金は1日単位から1時間単位の課金に変更。
- ベーシックタイプ(Aクラス)以上の値上げ。
- 北海道季節料金(7・8月)の値上げ。
- ハイブリッド車の3クラス(H1・H2・H3)を追加。
- JR駅でのレンタカー部分の予約を取りやめ、利用者が事前にwebサイトで申し込み手続きを行った上で、予約番号を持って駅や旅行会社でJR券とともに発券してもらう方式に変更。
これまで半日だけ使いたかった場合でも丸1日分課金されていたので、他社のレンタカーを使ったことも何度かありました。また、私がレンタカーを借りる際はAクラスより下のSクラス(コンパクトタイプ)がほとんどで、ネット予約にも抵抗がないので、個人的には概ねよいリニューアルでした。
これが「R&Rきっぷ」のレンタカー券です。区間というのは貸出営業所と返却営業所を表示しています。この券の場合は長野営業所で借りて上田営業所で返す「乗り捨て」をしています。貸出営業所の場所や電話番号も表記されていてなかなか親切です。 この券はレンタカー貸出時に回収されるので手元にはありません。
右上には「2人」という人数が表記されています。レンタカー料金は人数によって変わりません。おそらくJR券の割引適用人数を示したもので、レンタカー券払戻の際は全員分のJR券の払戻も必要なため、その人数の把握のために使われるものと思われます。
(乗車券:2割引)
(新幹線特急券:1割引)
一緒に購入した乗車券と新幹線特急券です。券面左上に「R&R 950」という印字が「R&Rきっぷ」であることを示しています。券面右下に割引率が印字されていて、乗車券が2割引、特急料金が1割引になっています。発駅からレンタカーを借りる駅まで51Km101Km以上かつ、片道もしくは往復で201Km以上JR線を利用すればOKです。
この時の「R&Rきっぷ」でのJR線の利用は往路のみでした。東京~長野間は201Kmを超えるので、往路のみで発売条件を満たしています。上田でレンタカーを返してからはしなの鉄道で軽井沢まで移動し、軽井沢からは「えきねっと」の「トクだ値35」で帰りました。
【補足:2013.1.21】
一部間違いを修正しました。
レール&レンタカーきっぷですが、2012年に次の点が変更されています。
1.出発駅から駅レンタカー営業所のある駅まで最短経路で101km以上離れている。
2.乗車券は片道・往復・連続のいずれか1枚。
(以前は行程が連続していれば枚数制限はなし)
相変わらず、のぞみ不可は見直されることは無かったですね。
投稿情報: つばさ | 2014年1 月16日 (木曜日) 22時07分
こそっと修正しました。
「のぞみ」の特別扱いはいつまで続くんでしょうね。以前、乗車券をR&Rにして、特急券をエクスプレス予約にして「のぞみ」と併用したことがありました。
投稿情報: 今出川 | 2014年1 月21日 (火曜日) 03時15分