松浦鉄道→JR連絡券
ここで松浦鉄道を取り上げるのは約6年ぶりなんですが、それぐらい松浦鉄道から遠ざかっていました。昨年夏に久々に乗ってきて少しばかり収集をしてきました。
松浦鉄道は昭和63年にJR松浦線・佐世保~有田間を第三セクターに転換した営業キロ93.8Kmの路線です。第三セクターの中では路線が長かったものの、駅を増設するなどして利便性を高めて長く黒字経営を続け、「第三セクターの優等生」的な存在でした。しかし、10年ほど前から過疎化の進行による乗客の減少で赤字経営に陥っています。
(佐々駅)
100Km近い長大路線で57駅もありますが、有人駅はわずか7駅で、うち3駅はJRとの共用駅です。佐世保中央・佐々・たびら平戸口・松浦の4駅が純粋な松浦鉄道の有人駅です。
このきっぷは10年前に佐世保中央駅で購入したJR連絡券です。発駅も発売箇所も補充式の補充券です。昔は硬券の連絡券もあったようですが、今はこのような補充券になっています。現在の佐世保中央駅には券売機が設置されており、一部区間の連絡券の設定も入っています(窓口での補充券発券の可否については確認していません)。
このきっぷは昨年佐々駅で購入したものです。発駅も発売箇所も補充式なのは変わりませんが、10年前のものより紙質が厚手で、地紋の色や通し番号体系も異なります。
佐々駅には券売機があった痕跡はありましたが、だいぶ前に撤去されたようできっぷは窓口販売のみとなっています。その割にきっちり昼休みは取るので、昼休み中(と営業時間外)は車内精算することになります。私が訪ねた時点の営業時間は以下のような感じでした。
- 9:00~12:15
- 13:00~15:10
- 15:25~18:00
当初は武雄温泉よりもっと先の小倉(北九州市内)まで購入する予定でした。下調べのため事前にHPのフォームから発売可否の問い合わせをしたんですが、回答は返ってきませんでした。
JRとの連絡範囲は縮小されていたようで、購入時に「佐賀までしか発売できない」と言われてしまいました。どこかに電話で問い合わせて確認していたので、佐々駅窓口の独自判断ではなく、社として公式の扱いになんだと思います。やむなく予定を変更して、最初の下車予定駅である武雄温泉まで購入しました。
(武雄市図書館)
武雄温泉で降りて、いま話題の「TSUTAYA図書館」こと武雄市図書館を見に行ってきました。そんなに長時間は居ませんでしたが、新しい図書館のあり方を示す一例としては面白い施設だなと思いました。武雄市図書館に肯定的なツイートしたら、アンチ市長の活動家(どうやら県外在住)に粘着されました。世の中ヒマ人もいるもんだ…。
おはようございます。
佐世保中央駅は、現在でも窓口でお願いすれば補充券の発行が可能です。
まだ、補充片道、補充往復、出札補充券がありますよ。
投稿情報: 門ハイ(佐世保車掌区) | 2014年1 月25日 (土曜日) 10時16分
情報ありがとうございます。補往もあるんですね。
時間があまりなかったのと、「きっぷは券売機でお求めください」みたいな貼り紙がしてあったので、ちと聞きにくい感がありました。
投稿情報: 今出川@堺 | 2014年1 月25日 (土曜日) 18時44分