平日料金と休日料金
下の2枚は昨年6月末まで発売されていた「河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券」の復路片です。同じ横浜市内着ですが価格が異なっています。この間に値上げされたということはなく、平日料金と休日料金の違いです。利用客が見込まれる休日の方が割高な設定になっています。
(平日料金)
(休日料金)
カレンダー上の土休日に加えて、GWや夏休みなどの繁忙期は平日でも休日料金が適用されていました。休日料金というよりは繁忙期料金・閑散期料金ぐらいの区分けの方が適切なのかもしれません。
ここ最近、首都圏~富士吉田・河口湖エリアへのフリーきっぷは以下のような変遷を経ています。
~平成22年3月 :河口湖・西湖フリーきっぷ
平成22年4月~平成24年3月:河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷ
平成24年4月~平成25年6月:河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券
平成25年7月~ :世界遺産・富士山フリー乗車券
「河口湖・西湖フリーきっぷ」以降2年ごとに名前・商品内容が変わっている感じです。平成22年4月の「河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷ」へのリニューアルでは出発エリアの追加と共にフリーエリア内での交通機関(バス)は5つ(うち1つは期間限定)の中から選択制になりました。
平成24年4月の「河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券」へリニューアルではフリーエリアやバスの選択制は変わらなかったものの、出発前日までの発売となり当日購入はできなくなりました。さらに出発日によって割安な平日料金と休日料金に区別しました。また、期間限定で日帰り用の発売もありました。
平成25年7月の「世界遺産・富士山フリー乗車券」へのリニューアルは富士山が世界文化遺産に指定されたのに合わせて急遽行われた雰囲気はありました。この時は選択式だったフリーエリア内のバスの4つすべてが利用できるようになるとともに、料金は休日料金へ一本化されています。それにしても、値上げなしにバスがすべて利用できるようになったのは富士急グループの協力があってのことだとは思いますが、ずいぶん大盤振る舞いで頑張った感じはします。まだ使ったことがないので、そのうち使ってみたいと思います。
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