岡山駅F5
今年の2月からJR西日本の一部駅でMR32型の後継機種であるMR52型の導入が始まったようです。JRの駅に設置されるMR32型に対して、旅行会社用のMR31型があったので、MR52型の旅行会社版であるMR51型が今後登場するのかもしれません。また、間のMR42型がないのは「死に」を連想させる語感の悪さが原因と推測しています。
岡山駅も先月MR52型導入された駅の一つでした。もっとも、岡山駅には既にMR32型が導入されていたので、MR52型の投入により浮いたMR32型で近隣の駅のMR12型を置き換えていったと思われます。
(MR32型発券)
先月ちょうど岡山へ行く機会があったので、窓口できっぷを購入してきました。改札外のみどりの窓口は置き換えられていたようですが、改札内の乗換窓口までは確認していません。
(MR52型発券)
購入したきっぷは「岡山・尾道おでかけパス」です。翌日、岡山~福山間を往復するだけだったんですが、こちらの方が安上がりでした。印字は当然ながら感熱です。岡山駅の窓口はカウンターの下に機械があったので、MR52型がどんな外観なのかはわかりませんでした。
発売箇所表記は「岡山駅F5」となっていました。Fという端末表記は初めて見ました。
- A…MEX型
- B…ビジネスえきねっと
- C…クレジットカード専用MV35型
- D…感熱印字のMV35型
- E…トラベルエディ(現存せず)
- F…MR52型
会社によって差異はありますが、今までこんな感じで進んでいたので、今後MR62型が出るとしたら端末はGになるかもしれません。
まだ、熱転写印字の旧型機(MR12型・MR12W型)がたくさん残っているJR西日本では今後MR52型による置き換えが進んでいくと思われます。先代のMR32型は平成15年から昨年まで7年半にわたって投入されていました。7年半と言っても初期に導入されたのはわずかだったので、MR32型の置き換えはまだ先になりそうです。MR52型がJR他社に波及するのも同様にしばらく先ではないかと推測しています。
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