久慈駅
(三陸鉄道の復興支援列車と久慈駅)
八戸線は昨年3月の東日本大震災で被災し、一時全線で運転を見合わせました。その後徐々に復旧し、現在では八戸~種市間で列車による運行が再開しており、不通の種市~久慈間は代行バスが運転されています。
私は昨年暮れに当地にいる大学の後輩を訪ねて久慈へ行ってきました。当然八戸線は動いていないので、二戸駅からJRバス東北の「スワロー号」に乗り換えて久慈入りしました。八戸線が不通でなくとも、久慈から首都圏や仙台へ行く場合は「スワロー号」で行き来するのが一般的なようです。
列車の運行はしていなかったものの、久慈駅のみどりの窓口は開いていたので、冬に使う予定だった「青春18きっぷ」を購入してみました。窓口を利用する人はまばらでしたが、二戸経由の新幹線のきっぷを購入していた人がちらほらいました。また、代行バスは動いているので、学生を中心に駅の待合室を利用する人もソコソコいました。
八戸線は被災した区間を内陸移設しない方針で復旧工事が進んでおり、来月のダイヤ改正に合わせて全線で復旧する予定です。およそ1年ぶりに久慈駅での八戸線列車の発着も再開します。それによりJR東日本の被災路線で最初に全線復旧を果たすことになります。
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