木曽・高山ラウンドきっぷ

木曽・高山ラウンドきっぷ

昨年の夏・秋に発売され、今秋にも発売される予定のきっぷです。木曽福島～高山間に「高山－木曽連絡バス」が運転されたことに伴って、名古屋から特急「しなの」・「ひだ」を利用してぐるっと回遊し木曽・高山を観光できるように設定されたきっぷです。このきっぷの大きな特徴はＪＲ駅では購入できず、なぜか旅行会社のみでの発売でした。

ＪＲ線は特急列車の指定席が利用できますが、往復同一経路は不可で、「しなの」「ひだ」に片道ずつ乗ることが必要になります。また、下呂～高山間および中津川～木曽福島間は途中下車も可能（フリーエリアではない模様）になっていますが、指定席の利用は片道当たり１回だけです。

（ゆき）

 （かえり）

昨年実際に使用したきっぷです。「ひだ」を往路に、「しなの」を復路に利用しています。これとは別にバス券が２枚ありましたが、回収されて手元にはありません。 まぁ見た感じ全然普通のきっぷだと思われ、ＪＲの駅で発売しない理由がわかりません。

【ひとこと】

ＪＲ線の積み上げだけで１万円超えるので、間違いなくお買い得なきっぷです。大人と同時発売という条件は付きますが、小児用は１８００円という激安ぶりでした。

 （連絡バス）

このきっぷの使い勝手を左右するのは「高山－木曽連絡バス」だと思います。昨年夏は両駅を１０時と１４時に出る１日２往復しかなく、片道２時間２４分とそれなりの所要時間がかかります。しかも、私が利用した昨年の秋には１日１往復（木曽福島発：１０時、高山発：１４時）に減便されていて、行程が非常に限られてしまいました。時刻をあらかじめ調べた上で行動しないときっぷを活かし切れないと思います。木曽町観光協会のＨＰによると今年の秋は２往復運転されるそうですが、できれば３～４往復は欲しいところです。

私は初日に名古屋→高山→木曽福島と利用し、木曽福島～松本間を別途買い足した上で松本に泊まりました。翌日はちょっと寄り道してから松本→名古屋へ戻りました。

使い勝手…★★★☆☆

お得感…★★★★★

当日発売…あり

小児用…あり（１８００円）

Comments

[投稿情報: Tatsumi]

これもそうですが、最近東海の企画券で、区間表記の矢印が→ではなくて⇒になっているものを見かけるようになりましたが、何か意味はあるのでしょうかねぇ？

[投稿情報: hachi]

＞このきっぷの大きな特徴はＪＲ駅では購入できず、
＞なぜか旅行会社のみでの発売

謎ですよね…。
バスの運行は濃飛バスとかおんたけ交通ですが、純粋な路線バスでないのかもしれませんね。
（根拠はありませんが）

[投稿情報: 今出川]

＞Tastumiさん
「ハッピー名古屋」や「豊橋往復」なんかもそうですね。ＪＲ東海以外では見かけないので確かに謎ですね。

＞hachiさん
期間限定なので路線バスではないはずです。昨年秋の1往復運転時は濃飛バスの運行はなく、おんたけ交通が往復していました。