N’EXクーポン
以前の記事で特急「成田エクスプレス」関連の回数券として「ビジネスライナーきっぷ」を紹介しましたが、もう一種類あります。それがこの「N’EXクーポン」です。
区間は「成田空港・空港第2ビル⇔東京電車特定区間」のみで、「ビジネスライナーきっぷ」と同じです。有効期間は短めで使用開始日から14日間になります。発売単位は2枚ないし3枚で、一人での往復利用にも複数人での片道利用にも便利です。
価格は1枚あたり2400円で、発売額は4800円(2枚用)か7200円(3枚用)になります。1枚2400円というのは京成の成田スカイアクセス経由の「スカイライナー」と同額です。対抗意識むき出しにした「戦略的価格」とも言えます。「成田エクスプレス」はとにかく高いというイメージがありますが、価格面では同じ土俵に立った感です。
もっとも、この安さにはちゃんと裏があります。「N’EXクーポン」は単独での購入ができず、海外旅行商品と同時購入か購入済みのクーポン・航空券類を呈示しないといけないことです。また、JR駅での発売はなく、びゅうプラザや旅行会社のみの取り扱いになります。まぁ、成田空港を利用する人のほとんどは国際線利用でしょうから、そんなに厳しい条件ではないように思います。私は何となく成田空港が好きなので、ここ2年で3回成田発着の国内線を利用しましたが…。
【注】
「成田エクスプレス」は計画停電の影響で、今日現在まで全便運休となっています。
いや、これ実は結構敷居が高くになってます。
JTBをはじめとするJR券取扱代理店のツアー客などはそれでいいんですが、海外旅行業界最大手HISのツアー客や、昨今主流になりつつある航空会社HPから直接正規割引航空券を購入するような個人客が使用するのは一手間かかります。
びゅうプラザへ持っていけば買えるようですが、広報されていないという不親切な一面もありますし。
投稿情報: 常緑樹 | 2011年3 月21日 (月曜日) 13時58分
私は予約内容をプリントアウトして「びゅうプラザ」に持って行くぐらいなら手間だとは思いませんが、近くに「びゅうプラザ」やJR券の取り扱いのある旅行会社がないと二度手間な感はあります。
このきっぷはとにかく周知不足な面はありますね。駅で取り扱わないのでパンフレットが駅に置いてない→知る機会がないと言った感でしょうか。かく言う私もこのきっぷを知ったのは「びゅうプラザ」の店頭にあったパンフレットでした。
投稿情報: 今出川@大阪 | 2011年3 月21日 (月曜日) 16時19分
東的にはNEXは極力割り引きたくないはずなので、他に金を落とす客の目にしか触れないようにしているのではないでしょうか…。
投稿情報: よこりん | 2011年3 月22日 (火曜日) 19時36分
そういう側面もあるかもしれませんね。
無理に旅行商品を買わなくても、海外に渡航することを証明できるエビデンスがあれば発券してくれるようです。
投稿情報: 今出川 | 2011年3 月25日 (金曜日) 00時13分
2人で旅行する時に、N'EXクーポンの2枚用を2部購入した場合は、1部ずつ使っていくと良いですよ!
昨日、帰国しましたが、航空便の到着が2時間半も遅れて、成田エクスプレスに乗れませんでした・・・。
しかし、1部ずつ使えば、残った1部の払い戻しが可能になります!!
それを知らずに、N'EXクーポン(成田空港⇔東京電車特定区間)が2枚余ってしまいました。(有効期限2011年7月11日)
格安でお譲りできますので、ご興味がありましたら、ご連絡くださいね~。
投稿情報: 成田⇔東京 | 2011年7 月 2日 (土曜日) 18時39分