窓口閉鎖駅めぐり@伊予土居
このシリーズはまだ5つぐらい記事が書けるんですが、内容の割に仕込みに手間がかかるのでなかなか進みなせん。あまり時間が経つと記憶力との戦いになるので、のんびりもしていられないんですが…。昨年暮れにEvernoteというとても便利なツールと出会ったので、旅先で気づいたことは都度都度記録するようにして忘却対策としています。
(伊予土居駅全景)
予讃線・伊予土居駅は愛媛県四国中央市にある駅です。合併する前の土居町の中心駅で、かつては優等列車の停車もありましたが、現在ではすべて通過となっています。JR四国のHPには伊予土居駅の窓口は昨年9月末で終了とリリースされていましたが、実際に閉鎖されたかまでは確認していません。
私が降りた時間帯は通学のラッシュは終わっており、利用客は高齢者ばかりでした。駅の待合室で常連っぽい婆さんと駅員のおばちゃんとの何気ない会話を耳にしました。
婆さん:「今月でいなくなるなんて寂しくなるわねぇ」
駅員:「そうですねぇ…。でも、土居駅だけでもまたやるかもしれませんから、その時はよろしくお願いします」
この会話が単なる社交辞令でないとすれば、閉鎖後再開という可能性があると感じました。地元(四国中央市)が何か善後策を考えているのかもしれません。JR四国としても地元が何らかの支援をするのであれば、一旦閉鎖した窓口を再開させることもありえると思います。伊予土居駅はPOS端末の設置はなかったので、人の手配さえつけば再開は比較的容易でしょう。JRが民営化されてしまった以上、不採算駅の要員を維持するのに地元の主体的な支援が必要なのかもしれません。
JR四国の補充券はどこで買っても同じ様式ということは承知していましたが、この後に乗る用の乗車券を購入しました。キロ数・運賃・有効日数や補充券の書き方のファイルを見ながら、おばちゃん2人がかりで発券してくれました。でも、経由の「八幡浜」はあまり意味がないような気がします。
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