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2010年4 月15日 (木曜日)

コメント

ashiwodi

今出川さま、いつも楽しみに読ませていただいています。

 2005年、福岡県太宰府市に九州国立博物館が開館した時のことです。JR九州が二日市までの往復券+博物館までの往復タクシーチケット+入館料をセットにした切符を企画しプレスリリースまでしました。ところが九州地方運輸局からマッタがかかり、急遽発売を取りやめるドタバタ劇がありました。なんでもタクシーの支払いは「利用者が直接行うこと」というお達しがあったそうです。法規におけるタクシー運賃に関する部分に抵触するところがあったのかもしれません。
 現在ではタクシー込みの企画切符が発売されています。全国でもタクシー込みのものを見かけますので、局通達等がなされOKとなったのかもしれませんね。

>このきっぷはお客さんにもいいかもしれないけど、われわれにとってもいいきっぷなんですよ~
切符に限らず、こんな風にみんなが少しずつでも得をする工夫があればいいですね。

今出川@京都

このきっぷを使ったときの感想は一昔前によく言い回された「WIN-WINの関係」だなって思いました。

JRとしては本数が少なくて不便な部分を補完できますし、タクシー会社は少なくとも4000円は懐に入ります。タクシーで使いきれなかった部分は飲食やおみやげに充当することもできます。利用者としてもきっぷにタクシーチケットが含まれていれば、タクシーを利用する心理的障壁が低くなります。
公共交通はいずれも厳しい時代ですから、連携できるところは連携することが必要ではないかと思います。そして行政はそれを促進することはあっても、いたずらに阻むべきではないと思います。

よこりん

伊勢志摩界隈のバスは近鉄グループの三重交通が独占しているので、JRとしてはタクシーと組まざるを得ないんでしょうね。国際興業資本のタクシーが走っていない埼玉方面で、同社が深夜バスを大々的に走らせているのを彷彿とします。

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