中部天竜@6月
中部天竜駅の6月の入場券の台紙です。6月はキハ181系でした。入場券の台紙のデザインは車内特別公開と連動しているっぽいことに気づきました。
キハ181系はキハ80系の改良型として昭和43年から製造され、特急「しなの」に投入されました。昭和48年には中央西線が電化されてしまったためわずか5年で撤退しました。その後は四国の特急「南風」・「しおかぜ」に投入され、四国では平成6年まで活躍しました。JR東海は保存目的でJR四国から廃車予定だった2両を譲り受けました。
譲り受けた2両のうちキハ181-1を国鉄色に塗り替えて佐久間レールパークで展示しています。車内はJR四国時代にリフレッシュされたままになっています。特別公開では車内とともに運転台も見学することができました。
(譲渡の際の目録)
また、佐久間レールパークの展示室には譲渡の際の目録も展示されています。目録の中身を見ることはまずありませんが、文面ってこんな感じなんですね…。ただ、私個人的にはキハ181系は四国(と西日本)の車両というイメージが強く、名古屋圏で活躍した気動車特急と言えば特急「ひだ」・「南紀」のキハ82系の方が記憶に残っています。
8月29・30日に佐久間レールパークの夏休みイベントの一環として、キハ181系の10種類のヘッドマークを取り替えて撮影会が開催されるようです。現在は「しなの」が取り付けられていますが、「つばさ」や「まつかぜ」なんかもあるようです。なんかJR東海もずいぶん変わってきたなぁ…という印象を受けます。
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