更級浪漫号
▼種別:快速
▼運転区間:長野~姨捨
「歩こう!信州 秋の信濃路キャンペーン」に合わせて10月25・26日に長野~姨捨間で快速「更級浪漫」号が運転されました。篠ノ井線・姨捨駅のスイッチバックと、眼下に広がる善光寺平と千曲川の景色が楽しめるという触れ込みの列車でした。
長野 姨捨
2号 10:17 → 10:54
1号 13:09 ← 12:38
12号 17:29 → 18:06 25日のみ
11号 20:09 ← 19:38 25日のみ
ダイヤはこんな感じになっていて、夜の11・12号は25日のみの運転でした。私はこの辺は何度も通ったことがありましたが、姨捨駅を停車する列車で通ったことは昼間の数回しかありませんでした。一度降りて善光寺平の夜景を眺めてみたいと思ったので、乗るとしたら11・12号しか眼中にありませんでした。
…と言いつつ、指定券の1ヶ月前予約を仕込むのを忘れたことに発売日当日の夕方気づきましたました。その日の晩に「指定席券売機」で空きが出ていないか調べてみたところ、12号だけ△になっていたので即座に押さえました。その30分ぐらい後に別の駅の「指定席券売機」で11号についても調べてみたところ、こちらも△でした。幸運なことに早起きして仕込まないでも往復取ることができました。
編成は↓のような感じでした。スイッチバックを上り下りするため編成の旧型客車3両の前後に機関車(EF64)が連結されているのが特徴です。
EF64-39・[スハフ42]・[オハ47]・[オハニ36]・EF64-1032
EF64-1032はJR東日本長岡車両センター、旧型客車とEF64-39は高崎車両センター所属です。前後の機関車の違いはよくわかりませんが、オハニ36という聞き慣れない客車が気になりました。ハニとあるので、旧三等の荷物合造車っぽいことはわかりました。高崎の旧型客車には何回か乗っていますが、この車両は記憶にありませんでした。
オハニ36は右のような車両でした。荷物部分には当然座席はなく、がらんとしていました。中に立ち入ることはできませんでしたが、外から中を窺うことはできました。荷物用の大きな扉と窓にはめられた格子が特徴的です。客車部分は普通に座席があり、3号車指定席になっていました。
(姨捨駅停車中)
列車は信越線内では客車らしからぬ快走を見せました。ちょっと心配になるぐらいのスピードでした。昼間快晴だったせいか善光寺平の夜景はきれいに見えました。それをここで公開したいところですが、コンデジ(コンパクトデジカメ)の手持ちで夜景を撮ってもどうしてもぶれてしまいます。あと、秋の信州は夜はとても冷えます。私は東京の暖かさに騙されて薄着で来てしまったためにひどい目に遭いました。
乗車率は8割がた埋まっており、こういった類の列車にしては良好でした。ヲタ列車の常連も多く見かけ、ヲタ率が高かったと思います。中には午前中に石巻線で運転された快速「SLホエール」号に乗車し、「土日きっぷ」を駆使して夜は長野まで飛んできたという猛者もいたようです。さらに翌朝石巻線に飛んで「SLホエール」号に乗車した人もいたようです。ようやるわ…。私は翌日仕事があったので、大人しく新幹線で東京へ戻りました。
写真は長野駅で撮影したものです。
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