EL山梨桃源郷号
◆種別:快速
◆運転区間:塩山→甲府
(中央線・塩山)
快速「SL山梨桃源郷」号とセットになって運転されました。SLが塩山側に、ELが甲府側に連結されました。以下の通り3往復運転され、ピストン輸送状態でした。電気機関車(EL)はEF64-38が充当されました。所属はSLと同じ高崎車両センターですが、普段から甲府に常駐しており、中央線には馴染みの深い機関車です。
甲府 塩山
SL1号 8:22 → 9:42(1時間20分)
EL1号 10:55 ← 10:05( 50分)
SL2号 12:58 → 14:13(1時間15分)
EL2号 14:54 ← 14:24( 30分)
SL3号 15:15 → 16:43(1時間28分)
EL3号 17:44 ← 16:59( 45分)
SLと同様に下りが奇数号、上りが偶数号という規則性は無視して設定されました。単に発車時刻の早い順に1→2→3号としたんでしょう。私のような鉄ヲタからすると少し違和感がありましたが…。
この列車の設定を見ると首都圏からの流入よりも、甲府を基点としたダイヤが組まれている感じがしました。ダイヤ上は全ての列車が塩山~甲府間ノンストップで運転されました。しかし、私が乗った2号以外は定期列車退避のための運転停車があったため、所要時間が若干余分にかかっています。実際に乗った感じでは結構いいスピードで飛ばしていたように思いました。
この「山梨DC」に伴って、「モモずきん」なるイメージキャラクターが登場しています。山梨県特産のモモをベースに、旅行カバンを持った旅人バージョンとワインやぶどうといった特産品のかごを持ったバージョンがあり、個人的にかなり「萌えキャラ」でした。私の姪(もうすぐ2歳)にデジカメの写真を見せたところ大喜びでした。
(塩山駅にいたモモずきん)
SL停車位置目標や駅名板など要所要所にさりげなく使われていました。無難と言えばそれまでですが、一時話題になった奈良のアレがよりはよっぽど好感が持てると思います。それにしてもDCのためにキャラクターを作るあたり大した気合の入りようです。
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