ガーラ湯沢駅
(ガーラ湯沢駅に停車するE4系)
上越線・ガーラ湯沢駅は平成3年に開業しました。上越新幹線・越後湯沢駅から北方へ延びる新幹線の引込み線の終点に駅を設置し、その裏山にスキー場を開発しゴンドラで駅とつなげてしまうと言う、国鉄時代にはおよそありえない斬新な発想でした。駅の営業はスキー場が営業日と連動するので、原則冬季のみ営業の駅です。列車は全てが上越新幹線下り列車が直通乗り入れします(昔は越後湯沢~ガーラ湯沢間区間運転の「シャトルガーラ」なんて列車もありましたが)。ただし、少雪や強風・悪天候等でスキー場が閉鎖になった時は営業せず、列車は越後湯沢打ち切りとなります。
(ガーラ湯沢駅改札口)
駅とスキーセンターが一体化しており、改札口を抜けると正面にカウンターがあり、そこで荷物を預けたりリフト券を購入したりします。あとは更衣室で着替えてゴンドラに乗ってスキー場へ出陣します。新幹線を降りたらすぐスキー場という感じです。
越後湯沢~ガーラ湯沢間は新幹線の車両が乗り入れますが、上越線の支線扱いです。そのため、新幹線特急料金とは別に在来線の特急料金を要します。ただし、特定特急料金が適用されるためわずか100円です。その安さを補充券テロリストに悪用されたりもしますが(爆)
(タッチパネル式券売機画面)
ガーラ湯沢駅の券売機では予め特定特急料金100円が含まれたきっぷが発売されています。隣の越後湯沢駅までは乗車券140円+特定特急券100円=240円です。タッチパネル式の券売機では運賃に100円加算された240円が初乗り金額に設定されています。
そのタッチパネル式券売機で購入した乗車券+特定特急券です。特急券はともかく、乗車券は他では見かけない昔の印発券のような様式です。以前は普通の券売機サイズの乗車券があったと思ったんですが…。
スキー客に北陸方面からの乗換客、苗場からのコンサート帰り客などで日曜午後の上りの上越新幹線は猛烈に混み合うことがあります。自由席は通路までぎっしり一杯になることもしばしばです。ガーラ湯沢駅で始発列車を待って並べば高確率で座れます。ガーラ湯沢のスキー客はパックツアー利用が多いゆえ、ほとんど指定席を持っています。そのため自由席は案外穴場になります。乗換客には無理ですが、スキー場や旅館から駅までの送迎がある場合は一考の価値があると思います。
平成13年の元旦に行った際は近距離券売機1台(丸ボタン型)と乗車券・自由席特急券券売機3~4台(地図式・緑券)でしたね。近距離券売機では特急券は越後湯沢までの特定特急券しか購入できませんでしたが、近距離きっぷと同じサイズで発券されました。
そう言えば以前は越後湯沢で車補端末で臨発やってましたが今はどうなんでしょうか。乗換口の手前あたりに「きっぷうりば」の看板があって、私はガーラ湯沢までの小児で特定特急券を発券してもらいましたね。
投稿情報: 料補収集家 | 2008年2 月21日 (木曜日) 08時26分
私が直近で行ったのは平成14年12月で、その頃もそんな自販機の構成だったような気がします。
越後湯沢の臨発は最近見かけませんね。私が知らないだけかもしれませんが…。
投稿情報: 今出川 | 2008年2 月25日 (月曜日) 00時06分