SL X’masトレイン
▼種別:快速
▼運転区間:新潟~会津若松
快速「SL X’masトレイン」号は昨年12月22~24日に新潟~会津若松間で運転されました。秋までは「SLばんえつ物語」号が運転されていた区間です。機関車・客車はそのままでしたが、ヘッドマークにはイルミネーション付きの特製のものが据え付けられていました。車内にはクリスマスツリーやイルミネーションで飾り付けをし、道中にはお楽しみ抽選会やポストカードのプレゼントもあり、お子様が喜びそうな企画満載といった感でした。
しかーし。
乗客のほとんどが成人でした。しかも、SLというだけあって、普段のヲタ列車よりも見た感じ年齢層が高めでした。さらに、私の席の近くには缶ビール飲んで大騒ぎしている迷惑なヲタババア(←腹が立ったので敢えてこう書きます)がいて、かなり興ざめでした。
新潟支社もせっかく頭をひねってこういった企画を考えるんだから、親子で楽しめそうなパックツアーを用意すれば良かったのではないかと感じます。いちおう熱塩温泉と組み合わせたパックはありましたが、お子様は熱塩温泉よりも喜多方ラーメンや鶴ヶ城(会津若松城)の方が喜ぶと思います。
私は普段「ばんえつ物語」で新潟駅に着くと、そそくさと新幹線に乗り換えてしまうので、新潟駅に着いたSL+客車がどうなるか特に意識はしませんでした。この時は新幹線を1本後にして時間に余裕があったので、何となくその様子を眺めていました。新潟駅到着後すぐにEF81を後ろに連結し、SLを客車に連結したまま新津運輸区へ回送されるようです。上の写真のSLは前照灯が消され、赤い尾灯が点灯されています。
冬場は機関車の検査も兼ねて運休しますが、この3連休では運転されました。3日連続で運転されたので乗客は適度に分散したようで、指定は当日でも余裕で取ることができました。さすがにイブの日にヲタ列車には乗る気になれなかったので、敢えて避けました。
指定券に表記された列車名は「Xmasトレイン」となっており、’(アポストロフィ)は入っていません。なお、「ばんえつ物語」号のチケッターは一回り大きいイラスト入りのものですが、今回は通常のデザインとは異なりクリスマスバージョンを用意したようです。ずいぶんと芸が細かいことで…。
(通常のデザインはこちら→06年11月12日の記事)
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