ゲレンデ蔵王(座席)
時刻表ではとんと見かけなくなってしまった快速「ゲレンデ蔵王」号ですが、平成16年に運転された際にはゴロンとシート5両とボックスの座席指定車1両という編成でした。しかも、ボックス席は仙台から先の仙山線区間は自由席になりました。
これがその座席の指定券です。連れが使用したものです。席番は通常の指定券と変わりませんが、列車名が「ゲレンデ蔵王(座席)」とわざわざ(座席)と表記されているのが面白いです。おそらくマルスシステムでゴロンとシートの車両と座席車を別列車扱いで管理していたと思われます。なお、翌平成17年には全車ゴロンとシートとなり、座席車及び仙台から先の自由席の設定はなくなりました。
なお、平成19年からは団体専用列車として運転されているようです。指定券を鉄ヲタが発売初日に押さえてしまい、本来対象としていたスキー客が指定券を取れず苦情が来たというような話を聞いたことがあります。鉄ヲタでも実際に乗る分を押さえるのは何ら問題ないと思うんですが、押さえた指定券を乗らずにコレクションとして死蔵したり、速攻で転売市場へ流したりするので問題視されるんでしょう。私は平成16・17年と2年連続で乗りましたが、いずれも半分も乗っていなかったぐらいです。
安く移動でき横になれるのであれば助かりますが、こういった現状を鑑みると団体専用でも仕方がないのかなと考えたりします。平成20年も団体専用列車としては運転される予定です。
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