Kaeruくんリターンズ14
最近、Kaeruくんから遠ざかっていたのでちょっと行ってみました。今回は青梅線・東中神駅です。平成17年3月にKaeruくんが最初に導入された駅の一つです。稼動し始めて早2年半経ちます。
(入線する青梅特快)
新宿駅から乗る予定だった湘南新宿ラインのグリーン券を買うつもりでしたが、駅の運賃表を見て拝島接続の西武線の連絡券が買えそうなことに気づいてしまいました。さっそく試してみることにしました。
オ:「きっぷですか?定期券ですか?」
私:「きっぷです」
今までにはないパターンの会話です。
オ:「どちらまでですか?」
私:「玉川上水まで」
オ:「…運賃調べますので少々お待ちください」
私は「玉川上水」と言った後に「『西武線の』って付ければよかったかな??」と思いましたが、オペレーターもJR線の駅でないことはすぐにわかったようでした。以前、Kaeruくんで鹿島臨海鉄道の通過連絡券や東武線連絡券をオーダーしたときはすぐに購入できましたが、ここでは1~2分程度待たされました。
オ:「西武線ですね?」
私:「はい」
オ:「拝島廻りでよろしいですか?」
私:「はい」
クレジットカードを挿入して暗証番号を入力して一件落着です。なお、高崎線・北鴻巣駅で見かけたテンキーのカバーは付いていませんでした。
ここで出てきたきっぷはいわゆる「金額入力」で出したものでした。これは拝島~玉川上水間の運賃がJRのマルスシステムに登録されていないため、係員が「連絡運輸別表」という本で調べ、JR線分と社線分(ここでは西武線)の運賃を手で入力して発券する仕組みです。サイズが120mm券になり、右下に小さく「額」と印字されるのが特徴です。この「金額入力」は面倒なため普通の窓口では出し渋る駅員(最近では出し方すら知らない人もいるようですが…)がほとんどです。それがKaeruくんではあっさり出てきたので私は少なからず驚き、1~2分待たされた理由がわかりました。
東中神駅のKaeruくんの写真は列車の時間が迫っていたので撮る時間がありませんでした…。写真は同駅に進入した青梅特快のものです。201系は背後に写るE233系へ置き換えが進んでおり、急速に減りつつあるのを実感しました。
【現地データ】
◆場所…青梅線・東中神駅
◆時刻…午後1時前
◆オペレーター…中年のオッサン
◆マルス端末…撤去済み
私も、約1週間前に水上駅のKaeruくんで、伊勢崎乗換え、東武線境町駅までの連絡乗車券を発券してもらいました。120mm券でした。ところで、東武線も含めて100kmにならない片道券なのに、2日間有効で、何故か下車前途無効の文字がありませんでした。
投稿情報: Alfa | 2007年9 月28日 (金曜日) 01時01分
東武線連絡は接続駅によって(?)マルスに運賃が登録されているものとされていないものがあるようで、栗橋接続は85mmに亀戸接続は120mmになりました。
それにしても2日間有効というのは不思議ですね。金額入力は営業キロも入力してたような記憶もありますが…。
投稿情報: 今出川 | 2007年9 月28日 (金曜日) 12時56分
相互トラバありがとうございますm(_._)m
通常のみどりの窓口での知識の無い駅員が多いことを考えると、Kaeruくんでの金額入力の手際の良さには本当に驚きますね(本来なら驚いちゃいけないんでしょうが…)
この手際のよさがKaeruくんの数少ないメリットのひとつと言えそうです。
ただ、金額入力にしても、自・社線で済む範囲にしたほうが良いですね。基準額入力は経由が空白になるので問題ありです。ちょっとやりすぎました(^^;
投稿情報: 無人快速 | 2009年1 月28日 (水曜日) 03時55分