むろと
◆種別:特急
◆区間:徳島~阿南・海部(1日3.5往復)
(徳島駅)
「むろと」という名称は昭和37年に徳島~牟岐間で運転された準急列車がルーツです。昭和63年に急行「阿波」に変更された際にいったん消滅しましたが、平成10年に特急「うずしお」の牟岐線部分を系統分割することに伴い徳島~甲浦(阿佐海岸鉄道)間特急列車として再登場しました。
なお、平成13年に阿佐海岸鉄道乗り入れを取りやめ、徳島~海部間に短縮されました。また、平成18年のダイヤ改正で通勤用に徳島~阿南間に2往復増発され現在に至ります。
現在、牟岐線内を走る特急列車は5往復あって、その内訳は「むろと」が3.5往復、「剣山」が1.5往復となっています。車両運用は一部共通化されています。車両はJR四国高松運転所所属のキハ185系です。キハ185系で運転されている特急「うずしお」はキハ185系を高松運転所から徳島駅まで送り込むために運転されています。
私が乗ったのは2年前でした。その頃はまだ1.5往復しかなく、そのうち指定席連結列車は下りの1本だけでした。車内は通勤っぽい客が多く、半室の指定席に座っていたのは私だけでした。
この列車では阿南駅発車時に車掌が乗車券・特急券を回収しに来ました。私はフリーきっぷを見せただけで、指定券は回収されませんでした。四国の特急列車ではしばしばそういう光景を見かけます。
写真は徳島駅で撮影したものです。
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