南紀
◆種別:特急
◆区間:名古屋~新宮・紀伊勝浦(1日4往復)
(名古屋駅)
昭和40年3月より名古屋~天王寺間を関西線~紀勢線~阪和線と紀伊半島をぐるっと一周するように運転された特急「くろしお」をルーツとしています。昭和53年の紀勢線新宮電化を機に東西で分離し、西半分は電車化された上で愛称は「くろしお」のままで、東半分は気動車のままで愛称を「南紀」としました。
車両は「くろしお」以来キハ82系が使われていましたが、老朽化のため平成4年に「ひだ」と同じキハ85系に置き換えられました。「ひだ」から遅れること3年経っていました。「南紀」は定期列車として最後までキハ82系が使われた列車でもありました。車両は全車JR東海名古屋車両区所属です。置き換え当初はグリーン車が連結されていたんですが、いつの間にか多客期のみの連結となっています。
今まで何回か乗ったことがありますが、松阪を境に性質が変わるような印象です。近鉄と競合し1時間に1本快速「みえ」が運転されている名古屋~松阪間は比較的空いています。「南紀」の独壇場となる松阪以南は混み合っていて、当日指定が取れないことも何回かありました(編成が短いというのもありますが…)。尾鷲・熊野と言った県南~県都津市など三重県内での往来がメインのような印象です。
列車の写真は友人のHP(現在リンク切れ)から借りてきたものです。写真は名古屋駅で撮影したものです。
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