風林火山
▼種別:特急(松本~長野間は快速)
▼運転区間:新宿・甲府~長野
名前のとおり今年のNHK大河ドラマ「風林火山」との連動した企画列車です。毎年NHK大河ドラマと連動した列車は全国のどこかで運転されていますが、そんなに集客効果のあるもんかいな??と少々不思議に思います。
今年は「甲斐・信濃紀行」と題して首都圏から山梨・長野方面への観光向けに特急「風林火山」が6月9日までの土日を中心に運転されています。発表はありませんが、おそらく秋ぐらいまで設定があるものと思われます。
車両は通常の「あずさ」や「かいじ」と同JR東日本松本車両センター所属のE257系ですが、風林火山ラッピングが施された専用編成(M116編成)で運転されるため、土日で以下のような運用が組まれています。ただし、GWの運転日は1・2号だけになるようです。
新宿 甲府 長野
1号 7:03 → 8:36 → 11:06 土曜運転
52号 15:08 ← 12:40 土曜運転
51号 8:36 → 11:06 日曜運転
2号 19:21 ← 16:29 ← 14:53 日曜運転
わざわざ長野まで運転させているあたりは長野新幹線との往来も考慮したんでしょう。1・51号とも朝が早すぎるような感じがします。特に51号甲府近辺に前泊した客をターゲットにしたものだと思われるのでなおさらです。
なお、不思議なことに各列車とも松本~長野間は特急と同じ停車駅(途中停車駅は篠ノ井駅のみ)ですが快速列車として運転され、普通車は全車自由席になります。グリーン車はBグリーン料金が適用されます。長野駅での新幹線乗継割引を適用させたくなかったのかなと穿った見方をしたりします。
(中央線・小淵沢)
私は52号の一駅だけ乗りました。当日でも余裕で指定席が取れました。運転初日で知名度不足だったせいかガラガラでヲタしかいませんでした。これからは気候も良くなっていくので、今後の利用客増も見込まれるところです。
写真はいずれも中央線・小淵沢駅で撮影したものです。正面LEDには「臨時」などでごまかさずちゃんと「風林火山」の表示が設定されています。車内の自動放送や電光表示板まできっちり対応していたのには驚きでした。
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