とき
◆種別:新幹線
◆運転区間:東京・越後湯沢・長岡~新潟
昭和57年11月に東北新幹線より約半年遅れで上越新幹線が開業しました。速達タイプを「あさひ」、各駅タイプを「とき」としました。平成9年10月に新幹線の愛称を速達・各駅タイプの区別から行先別に区別に変更し、「とき」を廃止し「あさひ」に統一しました。「あさひ」は東京~高崎間で線路を共用する長野新幹線「あさま」と名前がよく似ていて紛らわしい上に、もともとは新潟~仙台間の急行列車の愛称が由来でした。
反面、「とき」は新幹線開業前まで上野~新潟間を結んでいた特急列車で新潟の人々にも馴染みがありました。上越新幹線の愛称を「とき」に統一しようという動きもあり、平成14年12月に「あさひ」から「とき」に統一され現在に至ります。一旦なくなった列車の愛称が地元の要望で復活した例は他にないような気がします。
(東京駅)
車両は200系かE2系のいずれかです。時刻表を見る限りではどちらになるかはわかりません。停車駅は上野・大宮・高崎・越後湯沢・長岡・燕三条が基本ですが、各駅停車もあればノンストップもあり必ずしもパターン化されているわけではありません。また、新潟県内の通勤用に長岡・越後湯沢発着の設定もあります。
今まで乗った回数は数知れないぐらいです。東京~越後湯沢間は北陸方面への乗客がいるため混みあっていて、越後湯沢~新潟間はガラガラに近い印象です。愛称は新潟=「とき」というイメージなので「あさひ」よりしっくりくる感じがします。
写真は東京駅で撮影した200系リニューアル編成のものです。手前の安全柵がちょっとジャマくさいですが。
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