草津
◆種別:特急
◆区間:上野~長野原草津口、万座・鹿沢口(1日4往復)
(東北線・尾久~赤羽間)
新特急「草津」は昭和60年3月に上野~万座・鹿沢口間の急行「草津」を格上げして登場しました。東京と吾妻線内の温泉地を結ぶ列車です。それ以外にも上越新幹線が停車しない地域(浦和・上尾・桶川・深谷・前橋など)の都市間輸送という側面もあります。
「新特急」とは正式な種別ではなく、普通の特急よりも特急料金を安くし、定期券でも乗れるようにした「急行に近い特急」という意味の愛称でした。この列車の185系という車両自体も老朽化した急行型車両の後継という扱いでした。平成14年12月のダイヤ改正で「新特急」という愛称は使われなくなり、特急「草津」となり現在に至ります。車両の所属はJR東日本大宮総合車両センターです。
今まで何回か乗ったことがありますが、ほとんど高崎線内で完結する区間の利用なので吾妻線内の温泉地への往来という本来の使い方をしていません。
土日は温泉利用客で老若男女客層問わず盛況です。高崎まで上越新幹線と並行していますが高崎からの乗換客はそれほど多くなく、乗換無しで温泉地へ直通できることが好まれているようです。
定期列車の4往復とも上野~新前橋間は特急「あかぎ」もしくは「水上」と併結され、14両という長大編成で運転されます。写真は友人のHPから借りてきたもので東北(宇都宮)線・尾久~赤羽間で撮影したものです。見てのとおり7両編成での運転で、単独運転していた頃か臨時列車を撮影したものと思われます。
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