奥久慈レトロ
◆種別:快速
◆運転区間:水戸~常陸大子
(水戸駅)
11月3・4日に水郡線・水戸~常陸大子間の往復で運転されました。客車はJR東日本高崎車両センター(高崎支所)の旧型客車5両で、今年7月に運転された快速「仙山レトロ号」と同じです。水郡線は全線非電化なので牽引機関車は宇都宮運転所所属のDE10-1685でした。
もともとは水郡線開通70周年を祝して2年前の11月に運転されたのがきっかけでした。どうやら好評だったようで、昨年今年と3年連続で運転されました。
当初乗る予定はなかったんですが、立ち寄った先でダメ元で空席を見てもらったところあっさり往復取れてしまったので乗ってきました。指定は通路側なら当日取ることもできたようでしたが、ガラガラというようなことはなく適度に埋まっていました。また、私が乗った3日は新潟で「DD53ばんえつ物語号」の運転初日だったため、ヲタ列車でよく見かける同業者はそっちに流れたようでした。
往復とも水戸~袋田間の途中停車駅での乗降はごくわずかで、ほとんどが水戸~袋田・常陸大子間の利用客でした。袋田駅からは関東では有名な「袋田の滝」に行くことができ(と言っても2~3Kmは離れている)、半分近くの乗客が降りました。私もその袋田の滝に行った一人です。滝へはバスが出ていましたが、すし詰め状態な上に道路が大渋滞していて歩いた方が却って速いぐらいでした。
前週に「DD51ばんえつ物語号」に乗ったときの感触としては福島~新潟の山間部でもさほど紅葉が進んでいなかったので、1週経っても茨城県北部ならまだまだだろうと踏んでいました。そして、悪い予感は見事に当たりました…。来年も紅葉の時期にあわせてこの列車を運転するならばもう2週ぐらい時期を繰り下げた方がいいと思います。
列車の写真は水戸駅で撮影したものです。レトロ客車を牽引している様子がわかりにくいですが…。往復とも乗り換え時間がわずかでゆっくり撮影する時間がありませんでした。
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