後日談
(もともとの「土日きっぷ」)
06年9月24日の記事で「スーパーひたち39号」が遅延して自宅に帰れなくなった旨を書きました。その時の取扱について書きます。肝心のきっぷが部屋の中を散逸して行方不明になっていました。
岩沼駅からの代行バスで仙台駅に着いたのは22:25頃でした。「スーパーひたち39号」 や代行バスの車内で仙台から先の最終目的地を聞かれていたので、何らかの措置が取られるのは想像がついていました。そこで私は以下のいずれかで予想しました。
- 23:50発の新宿行きのJRバス「ドリーム政宗号」を手配
- 駅で待機の後、翌日4:56の「北斗星2号」を手配
- 仙台で一泊の後、翌日の新幹線を手配
しかし、私が使っていたのはその日の晩で終了する「土日きっぷ」で翌日は使えないので、どういう取扱がされるかまではまるで想像がつきませんでした。
係員1:「『土日きっぷ』お持ちなんですけどどうしましょうね?」
係員2:(少し考え込んで)「ギョウレンだな」
係員1:「ギョウレンですか?」
係員2:「それしかないだろう。悪いけど事務室行って書いてきて。」
係員1:「わかりました」
係員は私の「土日きっぷ」を持ってどこかへ行ってしまいました。そして10分ぐらいして、「土日きっぷ」とホッチキス留されて渡されたのがこの紙切れです。他の乗客と同様に3の手配がされました。
ギョウレンとは「業務連絡書」のことでした。透かしや割印もなく粗末なコピー用紙です。ただ、直接ペンで書いたわけではないようでカーボン転写になっています。きっと駅側で控えは残しているんだと思います。「関係各車掌・駅長」宛に原券の内容が記載された上で、「記事」のところに翌日の新幹線に乗れるよう手配内容が記載されています。右上の通番が入っていないのと原券の発行日違っているのは急いで作ったためのご愛嬌でしょう。
「こまち」の指定を取っていたので、「やまびこ」の自由席が充てられたのは少々不満でした。しかし、仙台市内のホテルが手配され自己負担は一切なかったのでまぁ対応としては悪くはなかったのかなと感じています。翌日はゆっくり起きて仙台駅で友人に会ってから昼過ぎの仙台始発「Maxやまびこ」の自由席に並んでり帰りました。
(注:きっぷの画像をいちいち加工するのは面倒だし、みみっちくて見えて嫌いなんですが、性質上今回は縮小して解像度を落とした上で加工しました。あしからずm(__)m)
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