列車間乗継
2つの特急列車を乗り継ぐ場合、それぞれの列車に1枚の特急券が必要で料金も当然分割されますが、区間・乗継駅限定で少しだけ例外があります。こういった乗継を「列車間乗継」なんて言ったりします。
その一つとして上野~仙台間の常磐線経由の特急(「スーパーひたち」、「フレッシュひたち」)を水戸駅で乗り継いだ場合に適用されます。これは「スーパーひたち」が上野~水戸間がノンストップな上に、「フレッシュひたち」は最遠でいわきまでしか行かないので、その間の柏や土浦といった上野~水戸間の通過駅と相馬や仙台といったいわきより先の駅を利用する客の利便性を図ったものです。ただし、水戸駅での途中下車はできません。
(席なし券)
(指のみ券)
(指のみ券)
一番上のきっぷは指定席の「特急券」にもかかわらず列車・座席の指定がありません。いわゆる「席なし特急券」と呼ばれるものです。ちょっと見慣れない様式かもしれません。逆に下の2枚は列車・座席は指定されているものの、金額が「***」となっているので「指のみ券」と呼ばれています。列車間乗継はこの2種を組み合わせて発券されます。
このきっぷは実際に自分で使いました。水戸駅での乗継時間が微妙に長かった(22分)上に改札からは出られずで、退屈した覚えがあります。ちなみにスーパーひたち51号は原ノ町から仙台行の最終普通列車に接続していました。 62号と並んでよく使った列車でもあります。
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