加越
▼種別:特急
▼運転区間:米原~金沢
▼最終運転日:平成15年9月30日
特急「加越」は昭和50年3月名古屋~金沢間を結んでいた急行「兼六」を格上げ・区間変更の上で米原~富山間で運転開始されました。
米原駅での東海道新幹線接続の役目に特化していたので、運転時間は短く、編成も当時としては短めの485系7両で食堂車の連結はありませんでした。その後運転区間を米原~金沢間に短縮し、富山より先は「しらさぎ」の役目となりました。
長らく485系で運転されていましたが、平成15年7月に新型683系にグレードアップされました。しかし、その2ヵ月後には「しらさぎ」に統合される形で廃止となりました。今の「しらさぎ」は名古屋~富山間の元々の「しらさぎ」と米原~金沢間の旧「加越」の2タイプに分かれ、時刻表を見れば一目瞭然です。
「加越」は短区間でしかもほとんど自由席利用だったので、手持ちの切符もこの程度です。上の写真は友人のHPから借りてきたもので、北陸線・細呂木~芦原温泉間を走行するシーンを撮影したものだそうです。このボンネット型の485系も残り3編成となったそうで、わずかとなってきました。
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