窓口閉鎖駅めぐり@山手
今年3月23日に根岸線・山手駅のみどりの窓口が閉鎖になりました。年度末にかけて同じ首都圏でもJR東日本千葉支社管内で大規模な閉鎖はありましたが、横浜支社はここだけだったと思います。ちょうど最終営業日の朝に時間に余裕があったので行ってきました。
(山手駅旧出口)
通ったことは何回もあったんですが、初めて降りました。山手駅は横浜駅から10分もかからない便利なところにありながら、普通の住宅街の中にある静かな駅でした。駅構内も駅前もえらく窮屈な駅だなというのが第一印象です。この写真は山手駅の唯一の出口です。
窓口では直後に使用する予定のグリーン券を購入しました。先客も私と同じように最終日のきっぷを買い求めに来ていたようでした。高架下にあるため、駅の構内がとにかく狭く自動券売機は2台しかありませんでした。そのため、都市部のJR東日本の有人駅では珍しく「指定席券売機」がありませんでした。
(開業準備中の新駅舎)
駅はちょうどバリアフリー工事が完成し、翌日から駅舎が大船寄り50m移転することになっていました。これを機にエスカレーターやエレベーターが新たに設置されました。しかし、移転先にも窓口を設置するだけの十分なスペースがないため、窓口閉鎖となったようでした。山手駅は根岸線の駅の中で乗車人員が最少なので、窓口閉鎖の影響が軽微という判断もあったと思います。
なお、移転後も「指定席券売機」を設置するスペースがないようで、横浜市内の有人駅で唯一指定券類が購入できない駅になってしまいました。指定券類を購入する場合は隣接する石川町駅もしくは根岸駅を利用するよう案内されています。駅の掲示には「ご利用方法など詳細につきましてはお気軽に駅係員にお尋ねください」とあるので、ひょっとしたら乗車票の手当てがあるのかもしれません。
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