JR-東武連絡特急のトクだ値
昨年から閑散期の利用対策からか、JR-東武連絡特急についても「えきねっと」の「トクだ値40」が設定されるようになりました。定期列車については新宿・池袋・浦和・大宮~鬼怒川温泉・東武日光間で設定されました。一部臨時列車についても設定がありました。発売額は鬼怒川温泉・東武日光いずれも同額でした。
他社線が絡む「トクだ値」の設定はこれが初めてだと思います。ここで注意しなければいけないのは、上り(新宿)方面に利用する際には鬼怒川温泉・東武日光・下今市といった東武線の駅での受け取りができないことです。近辺だとJR日光駅か今市駅では受け取れます。都心から東武線方面へ往復利用する場合は往路出発前に受け取っておいた方がいいでしょう。
このきっぷは私が使ってきた現物です。今はなき立川駅改札内のMV30型の「指定席券売機」で引き換えています。直接購入は当日分のみでしたが、「えきねっと」の受け取りは前売りの受け取りもできました。
3610円するきっぷが4割引きになって2160円です。往復でも4320円で、往復割引きっぷの「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」(大宮~川口・戸田公園発:6170円)よりさらに3割安いです。また、下今市や新鹿沼といった途中停車駅から利用する場合でも、「トクだ値40」の方が安上がりです。
今年は1月、6月~7月3連休前、12月~来年2月末まで3回設定されています。冬場は閑散期のようで設定期間が長いです。「トクだ値」共通の制限にはなりますが、利用列車が事前に決まっている場合は利用価値は高いと思います。
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